長良とっしの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

2023夏 尺イワナとの出会い

2023年7月15日(土)
今回は尺イワナを探しに郡上八幡の奥地を目指しました。

釣行記

今日は早朝に用事があったのでスロースタートでした。
岐阜市の自宅を8時に出発して白鳥ICを降りたのが9時。
そこから30~40分ほど下道を走りイワナの棲家を目指しました。
今回選んだ谷の林道はアスファルト舗装がされていません。
ところどころぬかるんだ林道を車で進み、車止めに着いたのは10時くらいでした。
車止めにはすでに1台の車が停まっていましたが、今さら川を変えることも出来ません。
魚影の濃い奥地なので、先行者の竿抜けポイントを探すために車止めの近くの降りやすい入渓点から探って見ることにしました。

入りやすい入渓点のポイント

簡単に入渓できるポイントでしたが、ミノーを落ち込みに投じるとすぐに反応がありました。
迷うことなくミノーに飛びついたのは7寸強のイワナでした。
今日は少し増水気味ということもあり、イワナの活性は高いようです。

7寸強のイワナ

その後もヘビーシンキングミノーを中心に流れの緩いところを中心に、次々とイワナたちをヒットさせることが出来ました。
舗装されてない林道の奥地という事もあり、魚影は濃いようです。
また、先行者の入渓ポイントも回避できたのでしょう。
大きな淵では8寸~9寸の良型が当たり前のように飛び出してきます。

8寸くらいのイワナ

この日は少し増水気味だったので、流れの緩いところや巻き返しでのヒットが特に多く、多少のミスキャストならイワナが遠くのルアーまで出てきてくれる状況でした。
苦労して少しだけ出会える渋い日も出会いの感動が大きくて面白いですが、苦労しなくても簡単にたくさん釣れる日も面白くて幸福な時間です。

10時から4時間くらい経ちましたが、8寸程度までのイワナはたくさんつ釣れますが、尺物はなかなか姿を現しません。

今日の目標は尺イワナとの出会いなので、大物が居そうな深いポイントはなるべく丁寧に探ってみることにしました。

やがて訪れた、倒木のある淵。
巻き返しの流れの中に大きな魚影が見えました。
1投目、大きな魚影の2メートル上流にキャストして沈めてミノーをトゥイッチさせましたが、意外に無反応。
2投目、大きな魚影の50㎝上流にキャスト。
シンキングミノーを少し沈めてトゥイッチを始めると大きな魚影はミノーを追って猛突進を始めました。

複雑な流れの中でミノーも魚影も見えなくなった瞬間 ロッドに重みが伝わりました。
ウネウネと抵抗したのは少し細めの尺イワナでした。

尺イワナ
尺イワナ

渓流釣りの釣果は、険しい道のりを進んだ苦労の大きさに比例しますが、先行者が居るときは例外です。
先行者が竿を出した場所で竿を出しても、先行者を恐れた渓流魚たちは岩に隠れて数時間はかくれんぼしてしまいます。

なので、
入渓点が一ヶ所しかないときは川を変えた方が良いですし、入渓点が多い川なら先行者が竿を出していない区間を見つけるのが得策となります。
今回は入渓点の多い谷なので先行者の選ばなかった区間を探す作戦をしたわけです。

ここで一つ注意があります。
区間選びで気を付けて欲しいのは、先行者の邪魔をしないことです。
先行者を見つけて、その上流に入るのは絶対駄目です。
後で来ておいて先に来た人の上流に入るのは「頭を打つ」や「頭はね」といわれるマナー違反行為です。
一般的に入渓後に上流を目指す渓流釣りでは、常識的マナーの一つなので覚えておきましょう。

誰かに迷惑をかけて、そのおかげで尺イワナに出会えても、その感動や喜びは大きくありませんし気持ちの良いものではありません。
皆で良い釣り場を作っていきましょう。


今日の主な装備

この日の予想最高気温は岐阜市で約32℃。
今日の谷は標高500m、最高気温は28度くらいと予想しました。
午前10時の気温は24度。
入水の機会の少ない小渓流では、最高気温が25℃以上になりそうならウェットウェーディングスタイルを選択するようにしています。

この日は少し蒸し暑いこともあり、少しの高巻きで汗ばむ天候でした。
ウェーダーよりもはるかに涼しいウェットウェーディングスタイルを選択して快適な釣行を満喫することができました。

気温25度以上ならウェットウェーディング

ウェットウェーディングに興味がある方はブログに紹介記事がありますので良かったらのぞいてみてください。
↓タイトルか写真をクリックして快適なウェットウェーディングスタイルをチェック↓
www.nagaratossi.com


ルアー紹介

今回の釣行ではもののふ45Sで尺イワナに出会うことが出来ました。
45Sは50Sよりもロッドアクションが伝わりやすいため、着水後すぐにヒラを打たせることができます。
トレースする距離の短い小渓流などでは威力を発揮してくれるミノーです。
休日の貴重な出会いのためにもののふ45Sはいかがでしょうか。

もののふ45S

わたしは普段、その他7種類のヘビーシンキングミノーをローテーションしています。
特徴や使い方を紹介する記事がありますので良かったらご覧ください。
↓タイトルか写真をクリックしてルアーと使い方をチェック↓
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タックル紹介

今回使用したタックルは
わたしが分類した大小4つのトラウトタックルのうち1番小さいタックルバランス 名付けて「渓流の宝石」でした。
渓流上流域から原流域にかけてはポイントが小さくなるため、ショートキャストやルアー着水からの素早いリール巻き始めなどの高度なテクニックが必要となります。
なるべく扱いやすく手返し良く使えるタックルを選ばないとフィールドでのイライラも増えてしまいますし、釣果も伸び悩んでしまいます。
ロッド・リール・ライン・リーダーからメーカー選びのコツまで 詳しく紹介している記事がありますので良かったら参考にしてみてください。
↓タイトルか写真をクリックしてタックルをチェック↓
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今日の偏光サングラス

偏光サングラスは水中の様子が見えやすいためチェイスからバイトまで、よりいっそうスリリングな駆け引きが楽しめます。
偏光サングラスは目の保護のためにも持っておきたいアイテムです。
今回使用したのはクリアな視界と快適な装着感で定評のあるサイトマスター。
大自然がはなつ自然な色を感じたかったので、自然の色合いを損ねないスーパーライトグレーをチョイスしました。
曇り気味の天候でしたが暗さにストレスを感じない、明るい視界はさすがサイトマスターだと感じます。

サイトマスター

フレームは選びは見た目も重要ですが、快適な装着感を得るためには「アジャストブルノーズパット」「フレキシブル蝶番」「フレキシブルモダン」の3つの機能を備えたものがおすすめです。
↓今回私が使用したモデルです↓。

偏光サングラスに関しては選び方などを紹介した記事がありますので興味のある方はどうぞご覧になってください。
↓タイトルか写真をクリック↓
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おすすめ記事紹介

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自身の経験をもとに内容の役立つ記事作りを意識しております。良かったら、少し覘いてみてください(^^)/
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