長良とっしの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

九頭竜川水系最上流部の原種イワナ

2023年9月16日(土)
イワナは同じポイントでも色の濃さや模様に違いがありますが、いつも行っている谷のイワナは上流に行くほど白斑が薄くなっていきます。
わたしはイワナの模様を見るのが好きで「この谷の混じりっけのない原種イワナの模様を見てみたい!」という好奇心が、ある日 体の奥からあふれ出してきました。
そこで今回は九頭竜川水系 最上流部に原種イワナを探しに行くことにしました。

釣行記

九頭竜川水系で釣れるイワナの多くは背中にも白斑のある下写真のようなニッコウイワナ系が釣れます。

背中に白斑が多いイワナ(別日)

この日も谷の下流部では下写真のように背中に白斑の多い個体が目立ちます。

背中に白斑の多い谷イワナ

しかし上流部に行くほど、この谷のイワナの体表からは白斑が薄れていきます。
背中の前方ほど白斑が薄れる傾向が強く、ヤマトイワナ圏でみられるヤマトイワナと放流ニッコウイワナのハイブリッドに似ていると感じます。

大きな堰堤をいくつも越えた後は下写真のような模様のイワナが釣れるようになります。
薄い色の白斑が体側にありますが、背中の前方では特に少なくなります。

背中前方の白斑が少ないイワナ

体色、朱点の色、薄い白斑、など模様のバランスに違和感を感じないので、本能的な感覚として綺麗なイワナだと感じます。
そして、この谷の原種だと感じました。

しかし実際にはこのイワナがこの谷の原種という根拠は何もありませんし、内心原種ではないとあきらめている自分がいます。
むしろ本当の原種イワナというものは、この谷に限らずどこにも存在していないのではないかとさえ思っています。

この谷は林道が荒廃しているため今では最上流部に辿り着くには数十分の徒歩しか方法がありません。
しかし、堰堤を建設していたころや林業の伐採切り出しが盛んだったころは、簡単に車で最上流部に辿り着けたと思われます。
また、林道が無い谷も徒歩で個人的な放流をした先人がいたとしてもおかしくありません。
つまり、どんな奥地の谷であっても過去にどんな放流が行われたかは不明だということです。

なので、わたしは原種イワナは存在しないと考えてしまいます。

と言いつつも、
イワナの模様の変化を見て、その谷の原種イワナに思いを馳せるのは渓流釣りの魅力であり浪漫です。

ヤマトイワナをはじめ、ゴギやオショロコマ。
混じりっ気のない原種イワナ探しはこれからも続けて行きたいと思います。

ルアー紹介

今回の釣行ではトリコロール43HWで数多くのイワナに出会うことが出来ました。
43HWは53HWよりもロッドアクションが伝わりやすいため、着水後すぐにヒラを打たせることができます。
トレースする距離の短い小渓流などでは威力を発揮してくれるミノーです。
休日の貴重な出会いのためにトリコロール43HWはいかがでしょうか。

本日のパイロットルアー

わたしは普段、その他7種類のヘビーシンキングミノーをローテーションしています。
特徴や使い方を紹介する記事がありますので良かったらご覧ください。
↓タイトルか写真をクリックしてルアーと使い方をチェック↓
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タックル紹介

今回使用したタックルは
わたしが分類した大小4つのトラウトタックルのうち1番小さいタックルバランス 名付けて「渓流の宝石」でした。
渓流上流域から原流域にかけてはポイントが小さくなるため、ショートキャストやルアー着水からの素早いリール巻き始めなどの高度なテクニックが必要となります。
なるべく扱いやすく手返し良く使えるタックルを選ばないとフィールドでのイライラも増えてしまいますし、釣果も伸び悩んでしまいます。
ロッド・リール・ライン・リーダーからメーカー選びのコツまで 詳しく紹介している記事がありますので良かったら参考にしてみてください。
↓タイトルか写真をクリックしてタックルをチェック↓
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今日の主な装備

この日の予想最高気温は岐阜市で約32℃。
今日の谷は標高800m、最高気温は28度くらいと予想しました。
午前10時の気温は24度。
入水の機会の少ない小渓流では、最高気温が25℃以上になりそうならウェットウェーディングスタイルを選択するようにしています。

この日は少し蒸し暑いこともあり、少しの高巻きで汗ばむ天候でした。
ウェーダーよりもはるかに涼しいウェットウェーディングスタイルを選択して快適な釣行を満喫することができました。

気温25度以上ならウェットウェーディング※画像は別の日に撮影したものです

ウェットウェーディングに興味がある方はブログに紹介記事がありますので良かったらのぞいてみてください。
↓タイトルか写真をクリックして快適なウェットウェーディングスタイルをチェック↓
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今日の偏光サングラス

偏光サングラスは水中の様子が見えやすいためチェイスからバイトまで、よりいっそうスリリングな駆け引きが楽しめます。
偏光サングラスは目の保護のためにも持っておきたいアイテムです。
今回使用したのはクリアな視界と快適な装着感で定評のあるサイトマスター。
大自然がはなつ自然な色を感じたかったので、自然の色合いを損ねないスーパーライトグレーをチョイスしました。
曇り気味の天候でしたが暗さにストレスを感じない、明るい視界はさすがサイトマスターだと感じます。

サイトマスター※画像は別の日に撮影したものです

フレームは選びは見た目も重要ですが、快適な装着感を得るためには「アジャストブルノーズパット」「フレキシブル蝶番」「フレキシブルモダン」の3つの機能を備えたものがおすすめです。
↓今回私が使用したモデルです↓。

偏光サングラスに関しては選び方などを紹介した記事がありますので興味のある方はどうぞご覧になってください。
↓タイトルか写真をクリック↓
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おすすめ装備紹介記事

太字タイトル部分か写真をクリックすると各記事またはカテゴリーに移動できます。
自身の経験をもとに内容の役立つ記事作りを意識しております。良かったら、少し覘いてみてください(^^)/
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