2023年9月9日(土)
今回は尺イワナを探しに奥地を目指しました。
釣行記
今日はなにも用事がなかったので早くから家を出発することが出来ました。
岐阜市の自宅を4:00に出発して白鳥ICを降りたのが4:50。
そこから30~40分ほど下道を走りイワナの棲家を目指しました。
今回選んだ谷の林道はアスファルト舗装がされていません。
ところどころぬかるんだ林道を車で進み、車止めに着いたのは6:00時くらいでした。
準備に15分、徒歩15分、入渓に10分で、最初にルアーを投じたのは6:40分。
さすが奥地。
入渓点でいきなりヒットしました。
最初に出迎えてくれたのは27㎝前後のイワナさんでした。
(↓手を濡らして短時間で撮影しています↓)
今回は家族サービスのため5匹持ち帰り予定ですが、塩焼きには22㎝くらいがちょうど良いので、大きいイワナはリリースします。
ここからはリリースに関して少し脱線します。
以前、釣りビジョンのフィッシングカフェという番組でキャッチアンドリリースが渓流魚の増殖にどのくらい効果があるか?みたいな番組を見たことがあります。
水産総合研究センター増養殖研究所の坪井氏が出演されており、大きいのと小さい(レギュレーション15㎝以下)のをリリースすると、遺伝子の多様性と魚影が保たれ、全体的に型も良くなるといった内容が紹介されていました。
釣り人のいない渓流であれば、大胆で活発な個体ほど大きくなり、臆病で弱い個体ほど大きくなりにくい。
しかし、釣り人の多い渓流だと大胆で活発で大きくなりやすい個体ほど早く釣られてしまい、渓流に残るのは比較的臆病で警戒心の強い個体となります。
また、個体の性格や特徴はある程度遺伝するそうです。
結果的に、持ち帰る釣り人の多い渓流では渓流魚の数が減り、型も小さくなるようです。
私としては大きくて大胆な個体を釣りたいですし魚影の濃い川が大好きなので、大きなイワナはもちろんのことなるべく多くのイワナをリリースするようにしています。
以上の内容は私個人が番組を見て解釈した内容となります。
坪井潤一先生の生の声や考えに興味があるかたは調べてみてください。
さて話しを本題である釣行記に戻します。
今回のフィールドですが舗装されてない林道の奥地という事もあり、魚影は濃いようです。
この日は少し渇水気味でしたが、流れの早いところや長さのあるポイントでイワナの反応が良い状況。
そんなポイントでは次々とアグレッシブなイワナ達が飛び出してくれました。
流れが速く、長さもあり、深さもあり、流れの中に岩があるポイントでは、かなりの高確率で尺級のイワナがチェイスしてきます。
次から次への飛び出してくるイワナ達。
釣れる場所によって体色に違いが見られます。
やがて訪れた尺岩魚の好条件を満たしたポイント。
比較的日当たりが良く黄色い岩で構成されています。
岩名達は棲む場所に近い色や模様になることで身を隠しやすくします。
明るいポイントでは、
きっと明るい色のイワナが釣れると期待しミノーを投じます。
落ち込みに投じたミノーが大きな岩盤に近づいた時、
ものすごい勢いで岸壁付近から飛び出してきたのは、期待通り明るい体色をした尺岩魚でした。
尺イワナは陽射しをうけて
金色に輝いていました。
複数の堰堤を高巻きして体力をたくさん消耗しクタクタになった1日でしたが、たくさんのイワナに出会えて楽しい1日でした。
今回の撮影に関して
今回はランディングネットを忘れたため、魚の捕獲と針外しに苦戦しました。
撮影する魚は流れのない水溜まりみたいなところで針を外し、撮影準備中は自作のビニールスカリの中で休ませて置きました。
今回はランディングネットを忘れたため、針を外したあと撮影前に何回も逃走されました。
撮影をするためにはランディングネットが必要だということを再認識しました。
ランディングネットをお持ちでない方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
選び方を紹介した記事がありますので良かったらご覧ください。
↓写真かタイトルをクリック↓
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ルアー紹介
今回の釣行ではもののふ45Sで尺イワナに出会うことが出来ました。
45Sは50Sよりもロッドアクションが伝わりやすいため、着水後すぐにヒラを打たせることができます。
トレースする距離の短い小渓流などでは威力を発揮してくれるミノーです。
休日の貴重な出会いのためにもののふ45Sはいかがでしょうか。
わたしは普段、その他7種類のヘビーシンキングミノーをローテーションしています。
特徴や使い方を紹介する記事がありますので良かったらご覧ください。
↓タイトルか写真をクリックしてルアーと使い方をチェック↓
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タックル紹介
今回使用したタックルは
わたしが分類した大小4つのトラウトタックルのうち1番小さいタックルバランス 名付けて「渓流の宝石」でした。
渓流上流域から原流域にかけてはポイントが小さくなるため、ショートキャストやルアー着水からの素早いリール巻き始めなどの高度なテクニックが必要となります。
なるべく扱いやすく手返し良く使えるタックルを選ばないとフィールドでのイライラも増えてしまいますし、釣果も伸び悩んでしまいます。
ロッド・リール・ライン・リーダーからメーカー選びのコツまで 詳しく紹介している記事がありますので良かったら参考にしてみてください。
↓タイトルか写真をクリックしてタックルをチェック↓
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今日の主な装備
この日の予想最高気温は岐阜市で約32℃。
今日の谷は標高800m、最高気温は28度くらいと予想しました。
午前10時の気温は24度。
入水の機会の少ない小渓流では、最高気温が25℃以上になりそうならウェットウェーディングスタイルを選択するようにしています。
この日は少し蒸し暑いこともあり、少しの高巻きで汗ばむ天候でした。
ウェーダーよりもはるかに涼しいウェットウェーディングスタイルを選択して快適な釣行を満喫することができました。
ウェットウェーディングに興味がある方はブログに紹介記事がありますので良かったらのぞいてみてください。
↓タイトルか写真をクリックして快適なウェットウェーディングスタイルをチェック↓
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今日の偏光サングラス
偏光サングラスは水中の様子が見えやすいためチェイスからバイトまで、よりいっそうスリリングな駆け引きが楽しめます。
偏光サングラスは目の保護のためにも持っておきたいアイテムです。
今回使用したのはクリアな視界と快適な装着感で定評のあるサイトマスター。
大自然がはなつ自然な色を感じたかったので、自然の色合いを損ねないスーパーライトグレーをチョイスしました。
曇り気味の天候でしたが暗さにストレスを感じない、明るい視界はさすがサイトマスターだと感じます。
フレームは選びは見た目も重要ですが、快適な装着感を得るためには「アジャストブルノーズパット」「フレキシブル蝶番」「フレキシブルモダン」の3つの機能を備えたものがおすすめです。
↓今回私が使用したモデルです↓。
偏光サングラスに関しては選び方などを紹介した記事がありますので興味のある方はどうぞご覧になってください。
↓タイトルか写真をクリック↓
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自身の経験をもとに内容の役立つ記事作りを意識しております。良かったら、少し覘いてみてください(^^)/
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