長良とっしの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

良型イワナ達との出会い~梅雨明けの源流にて~

2024年7月28日㈰
今シーズン初の源流釣行です。

最高気温35度以上の酷暑が続く下界をはなれ
最高気温30度以下のとある源流部へと車を走らせました。
暑い時は涼しいところへ行く....最高の贅沢です。

この日選んだ区間は、生い茂る植物で入渓点がわかりにくいため魚影が濃い秘密の場所です。
入渓までの藪漕ぎ、釣行中には顔の近くを付きまとうように飛び続ける小さな虫、たくさんの蜘蛛の巣、などなど 苦労の多い釣行でしたが、ルアーを追うイワナの姿が数えきれないほどたんくさん見れてトータル的には楽しい一日となりました。

また、楽しい一日であったと同時に「人が入りにくい場所は魚影が濃い」という現実を再認識した一日でもありました。

Canon EOS RP 24mm f4 1/15秒 ISO800 PLフィルター使用

釣行記

今回は数えきれないほど多くのチェイスがあったので、たくさんのイワナをキャッチすることができました。

入渓して最初のポイントでは、最下流のイワナが準備をしている私の存在に気付いて上流の流れ込みへと逃げていきました。
イワナを驚かせたポイントでは、その他のイワナもルアーを追っかけなくなることが多いのですが、その流れ込みにルアーを投げると数匹のイワナがルアーを追っかけてきました。

そこで早速7寸程度のイワナに出会う事ができました。

Canon EOS RP 60mm f5.6 1/125秒 ISO2000 PLフィルター使用

イワナ達はルアーに気付けばとりあえず追っかける状況で、ルアーにはスレていない感じでした。
しかし、一定の距離を保ってルアーを追う個体が多かったことと、ルアーを追いかけて流れの緩いところまで来ると急に猛スピードで引き返す個体が多かったことから、渇水気味の影響で警戒心はそれなりに高い状態だったと言えます。

猛スピードで引き返す現象は、一見すると釣り人の姿に気づいて逃げるように見えますが、全部が全部そうではないと思います。
浅くて流れの緩いところなどは外的から発見されやすいところです。
夢中でルアーを追って来て、「自分の身が危ない場所まで出てきてしまったこと」に気づいて大急ぎで自分の隠れ家にもどるのです。
この現象の全てを多くの釣り人は「人(自分)の存在に気付いて逃げた」と解釈しているのだと思います。
(ホントのところはわかりませんが....)

こういう状態の対策は、なるべく上流、できれば流れ込みにキャストすることです。
流れ込みなど、波で水中が見えにくい場所はイワナの警戒心も緩みます。
警戒心が働きにくい波立つ範囲内で、着水からのわずかな時間と距離で喰わせる作戦です。

この日は、キャストが良い場所に決まればヒットするという状況で楽しい時間が流れました。

Canon EOS RP 46mm f5 1/125秒 ISO5000 PLフィルター使用

7寸から8寸の良型イワナ達が次々とルアーを追いかけくれます。
上下の動き、または強弱を付けたミノーの動きに異常な反応を示す個体もいました。

Canon EOS RP 63mm f6.3 1/125秒 ISO6400 PLフィルター使用

あるポイントでは下写真の9寸イワナを釣ったあとに尺超えの大物も姿を現しました。
尺超えの大物は残念ながら針には掛かりませんでしたが、猛スピードでルアーを追いかけ反転しながらルアーに襲いかかる姿は最高にスリリングでした。

Canon EOS RP 38mm f5 1/100秒 ISO1600 PLフィルター使用

たくさん釣れて心に余裕もあったので、自作ミノーのスイムテストをしてみました。
4年位前に作りかけて製作が止まっていて最近完成させた自作ミノーですが、使ってみたらなかなか引きの強い良型イワナが釣れました。

自分の作ったルアーで釣れるとやっぱり楽しいと再認識できた釣行となりました。
※(今年は「シングルフック×2本まで」という自分ルールでトラウトルアーフィッシングをしていますが、自作ミノーは4年前の設計なのでバーブレスのトレブルフックです....たぶんシングルフックでも問題なく泳ぎますが...カメラの設定を間違えて暗い写真になりました。)

自作ミノーでのヒット

15年以上この釣りをしていて思う事は、
「たくさん釣れるのも楽しいが、たくさん魚が居るだけでも充分楽しい」
という事です。

苦労しないと行けないような山奥でなくても、たくさんの魚影が見られる川が身近なところで増えたらいいですね。



今日の恰好「ウェットウェーディング」

この日の予想最高気温は岐阜市で約35℃。
今日の谷は標高800m、最高気温は30度くらいと予想しました。
午前10時の気温は24度。
入水の機会の少ない小渓流では、最高気温が25℃以上になりそうならウェットウェーディングスタイル(別名ウェットゲータースタイル)を選択するようにしています。

この日は曇りでしたが、少し蒸し暑いこともあり少しの高巻きで汗ばむ気候でした。
ウェーダーよりもはるかに涼しいウェットウェーディングスタイルを選択して快適な釣行を満喫することができました。

気温25度以上ならウェットウェーディング※画像は別の日に撮影したものです

ウェットウェーディングは、装備選択を誤ると「寒くなったり」「釣りの後かゆくなったり」することがあります。わたしの「ウェットウェーディングスタイル」は、そういうトラブルをなるべく抑えることを追求した「アイテム選択」にこだわっています。
「アイテム選択」についての紹介記事がありますので、興味がある方はのぞいてみてください。
↓タイトルか写真をクリックして快適なウェットウェーディングスタイルをチェック↓
www.nagaratossi.com


ヒットルアー紹介

今回活躍のルアーは「もののふ50S」でした。
ロッド操作に合わせて小刻みな平打ちをしてくれるので、トレースラインの短い小渓流で使いやすいミノーです。

Canon EOS RP 65mm f6.3 1/125秒 ISO4000 PLフィルター使用

わたしは普段 主に7種類のヘビーシンキングミノーをローテーションしていますので良かったら関連記事をご覧ください。
↓タイトルか写真をクリックするとルアー紹介記事へジャンプできます。各ルアーの特徴や使い方を紹介しています。今回のヒットルアー「もののふ50S」も紹介しています。
↓タイトルか写真をクリックしてルアーと使い方をチェック↓
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今日のタックル紹介

今回使用したタックルは
わたしが分類した大小4つのトラウトタックルのうち1番小さいタックルバランス 名付けて「渓流の宝石」でした。

Canon EOS RP 65mm f22 1/100秒 ISO25600 PLフィルター使用

渓流上流域から原流域にかけてはポイントが小さくなるため、ショートキャストやルアー着水からの素早いリール巻き始めなどの高度なテクニックが必要となります。
なるべく扱いやすく手返し良く使えるタックルを選ばないとフィールドでのイライラも増えてしまいますし、釣果も伸び悩んでしまいます。
ロッド・リール・ライン・リーダーからメーカー選びのコツまで 詳しく紹介している記事がありますので良かったら参考にしてみてください。
↓タイトルか写真をクリックしてタックルをチェック↓
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偏光サングラス

偏光サングラスは水中の様子が見えやすいためチェイスからバイトまで より一層スリリングな駆け引きが楽しめます。
偏光サングラスは目の保護のためにも持っておきたいアイテムです。
トラウトフィッシングにおすすめの偏光サングラスを紹介する記事がありますので、良かったらご覧くださいm(_ _)m
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おすすめ記事紹介

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自身の経験をもとに内容の役立つ記事作りを意識しております。良かったら、少し覘いてみてください(^^)/
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