長良とっしの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、道具について自身の経験をもとに紹介。ハンドメイドバルサミノー製作記。

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「快適なウェットウェーディングスタイル紹介」試行錯誤した私スタイルを紹介

夏の渓流と言えば「涼しい!」と思っているのは大間違い。
標高500メートル以上の渓流でも気温は嘘みたいに高いですよね。
最高気温が30度近くまで上昇するようならウェダーは暑くて仕方がありません。
歩いてポイントまで移動するならなおさらです。
たとえ透湿性生地のウェーダーであっても、暑さでウェーダー内は汗でぐっしょりになってしまいます。

しかし、その一方で水温は15度以下と冷たく
水に濡れた場合はなるべく体を冷やさない装備が必要となります。
暑さを抑えるために涼しさだけを追求してしまうと、最悪の場合死に至る低体温症のリスクを上げてしまいますので、安易な服装選びは避けたいところです。

真夏の渓流釣りには暑さに強くて、水による冷えに強い装備が必要なのです。

そんな真夏の渓流釣りを少しでも快適に過ごすため、
わたしが10年あまり試行錯誤してたどり着いたスタイルを紹介したいと思います。
ウェットウェーディングスタイルはゲーターウェーディングスタイルとも呼ばれ、私服に近い装備での釣行となるため、涼しく身軽ですし、ファッション性も高くなります。
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Tシャツ

吸水性が低く速乾性の高い化学繊維のTシャツを選びます。
半袖または長袖のラッシュガードもおススメです。
綿などは吸水性が高く、転倒や雨で濡れてしまうと重くなりベタベタと体に貼り付くだけでなく、体温を奪っていくためおススメ出来ません。

注意点としては、速乾性の化学繊維製のウェアでも水温が低かったり風が強いと凍えることもありますので、着替えは必要です。
寒さを感じたら、レインウェアなどのアウターを着るのも低体温から身を守る手段となります。雨具と着替えは必ず持ち歩きましょう。
いくら気温が高くても濡れると低体温症に陥る可能性がありますので注意が必要です。

アームガード

以前は長袖のラッシュガードを着ていましたが、現在はアームガードと半袖Tシャツの組み合わせになりました。
渓流釣りでは虫や植物から身を守るために肌を露出しないのが鉄則ですが、林道の移動や休憩中など半袖でいた方が快適な時も多々あります。
アームガードなら簡単に脱着ができるので長袖のラッシュガードよりも融通がききます。
アームガードも速乾性のものを選びます。

ハーフパンツ

Tシャツなどと同様に吸水性が低く速乾性の高い化学繊維のものを装着します。
上半身と違うのは、ある程度の強度が必要なことです。
渓流釣りでは、腰から太ももにかけて枝や岩に接触することもしばしばです。
あと、ずり下がりにくいものがおすすめです。
ウェストベルト付きのものか、ベルトループの付いたものを選ぶと良いでしょう。ポケットにものを入れたり水に濡れるとズボンが重くなり、予想以上にずり下がってきてストレスになります。
ちなみにポケットはチャック付きが良いですよ。全部のポケットでなくても、チャック付きポケットが一個あるだけでも重宝します。
あとは好みのデザインを選ぶと良いでしょう。

タイツ1

吸水性の低いものを装着します。
私はファイントラックのファイントラック アクティブスキン タイツ を装着しています。吸水性が低いので濡れた後にベタベタせず肌に張り付かないのが特徴です。
現在はドライレイヤーウォームタイツ グラファイトが後継品として販売されているようです。
あとは必要に応じて後述のタイツを組み合わせます。

ファイントラックのインナータイツは年間を通して活躍しますので、興味のある方は下の記事も参考にしてください。
www.nagaratossi.com

タイツ2

膝上までの入水が多いような釣行や水温が低い地域への釣行では保温性を高めるために厚手のタイツも履きます。
私はインナータイツの上にファイントラックを装着しています。
吸水性が低く、濡れた後陸上での寒さを感じにくいのが特徴です。
しっかりした生地ですが、乾いた状態で意外に暑さを感じません。
メーカーの試験結果によると一般的なラッシュガードより濡れた後の陸上保温性が高いようです。
前述のインナータイツと組み合わせると保温性が上がります。
この商品は通水性があるので、入水すると冷たさを感じますのでお気を付けください。

現在はニーパッドが装着されたフラッドラッシュニーガードタイツも販売されているようです。

インナーソックス

ウェットウェーディングは、足の皮が一日中水に触れることになるため足の皮がふやけます。
そのふやけた足の皮がただれると、乾いた後に痒くなります。
なるべく痒くなりにくいものを探して、私がたどり着いたのがファイントラック スキンメッシュソックスレギュラーです。
綿のものや、キャンプ用の化学繊維のものも試しましたが、今のところ、これが一番かゆくなりにくいです。
どんな靴下を履くにしても濡れた足の皮がただれると痒くなるので、吸水性が低く、表面が滑らかなものを選ぶことが大事だと思っています。

ウェーディングソックス

ウェーディングソックスには弾力性のあるクロロプレーン(ネオプレン)のソックスを履きますが、以下の3種類に分けることが出来ます。
私は以下の3種類について、いずれも3年間くらいの使用経験があります。それをもとにタイプ別の特徴について紹介したいと思います。
※私は前述のインナーソックスを毎回履いていますので、その上での使用感になっておりますのでお気を付けください。

主な3タイプについて

①防水タイプ
②非防水タイプ(縫製が防水仕様でないため水が漏れる)
③水はけの良いパンチ穴タイプ

それぞれの特徴はこうなります。
①防水タイプは、上端部まで水に浸からなかったら足はドライで快適です。
防水タイプは最も保温性に優れた仕様で、保温のメカニズムはこうです「防水タイプは体に密着するように履くのが基本で、密着したソックス内に入ってきた少量の水はソックスの間で入れ替わることが少ないため温められます。温められた水が保温の役割を果たすのです」
水が浸入した後のデメリットとしては、足の皮がふやけやすくなる点です。
ドライな場合でも濡れた後でも保温性が高いのが特徴です。
②非防水タイプは浅場でも水が浸入してきます。密着して履いていれば防水タイプにはかなわないものの保温性は得られます。
③水はけの良いパンチ穴タイプは、水が通りますので保温性は期待できません。なぜなら履くとこうなります「濡れる→陸に上がって温かくなってくる→水に入る→すぐに入水部全体が冷たくなる。」これは利点でもあり弱点でもあります。
その他の利点としては水はけが良いので、ほんの少しだけ足の皮膚がふやけにくいところです。

使用感の比較

①防水タイプと②水はけの良いパンチ穴タイプ について以下の3点について比較したことがあるので紹介します。
A足の皮のふやけ具合
B保温性
Cその他
下写真のように右足は①防水タイプ左足は③水はけの良いパンチ穴タイプを履いて1日中釣りをしました。

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ウェーディングソックスの検証

1日中釣りをした後に右足と左足のふやけ具合を比べてみました。

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右足と左足のふやけ具合を比較

A足の皮のふやけ具合について:ほんのわずかに①の防水タイプのほうがふやけています。
ただ、あまり大きな差ではありませんでした。
B保温性について:もちろん②は入水ごとに冷たさを感じましたので、保温性は防水タイプが上でした。
Cその他:③水はけの良いパンチ穴タイプは入水するたびに足先まで冷たくて気持ち良かったのですが、シーンによっては冷たいのが不快にも感じました。渓流釣りで足の先まで冷やす必要はないのではないでしょうか。むしろ遭難した場合や天気予報通りに気温が上がらなかった場合は寒くて困る上に低体温症の助長になりかねないと思いました。
①防水性ソックスについて、なるべく密着したサイズを選んでいますが、足先に少し空間があるため、ソックス内に侵入した水が不快に感じる時がありました。

私が使っているソックス

いろいろと試してきた私が現在、メイン使用しているのはクロロプレーン(ネオプレン)製の①防水タイプです。
状況によっては③パンチ穴タイプも時々履きます。
②の非防水性のクロロプレーンソックスは最初の3年間使用しましたが、現在では使用しなくなりました。

それでは①防水性のクロロプレーン(ネオプレン)ソックスについて
最大の利点は、浅い場所を上手に移動すればドライで快適な状態を長時間キープできる点と、入水後も足先が冷たくならない点です。
ソックス内に水が溜まると不快なので足にピッタリフィットするものを選ぶと良いでしょう。
長めの休憩をとる時はソックスを一度脱いで、中の水を排出すると快適です。
私はダイワのクロロプレーンソックス防水タイプを3年前から使用しています。
※私は前述のインナーソックスを毎回履いていますので、その上での使用感になっておりますのでお気を付けください。

③のパンチ穴タイプを履く状況は、真夏の人里近い下流域で、気温も高く、短時間の釣行の時などです。
そんな時は通水性の利点を最大限に発揮できます。
ちなみにダイワの防水ソックスを購入する前に、3年間くらいはメインで使用していました。
使用するのはリトルプレゼンツのソックスです。
※私は前述のインナーソックスを毎回履いていますので、その上での使用感になっておりますのでお気を付けください。

ウェーディングシューズ

現在はSIMMSのヘッドウォーターブーツプロを愛用しています。
その前は同じくSIMMSのガイドブーツを7年間履いていました。
くるぶしは勿論、とにかく足全体を外傷から防いでくれます。
また、足首のフォールドも快適でありながらしっかりとしていて、足をくじいたこともありません。
2万円以上と高額ですが買って後悔したことはありません。
ソールはフェルトにしています。
ラバーソールはツルツルした石にはめっぽう弱く、ハードバイト等も装着してみましたが安心感が得られなかったので私はフェルトと決めています。

ウェーダーゲーター

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ウェーダーゲーター装着時

最強の下半身保護アイテムです。
これがないと怪我が増えると思います。
1年中使える渓流マストアイテムだと思っています。
私はリトルプレゼンツのフリーサイズのマジックタイプを長年使用しています。
クロロプレンの厚さも3㎜と厚く、今まで無数の怪我から私を守ってくれました。
パンチ穴の開いたクロロプレーンで水が通りますので、水中での保温性は期待しないようにしてください。
数年間使った感想をまとめた記事がありますので良かったらご覧ください。
www.nagaratossi.com

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