長良とっしの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

初めての谷で黄金尺イワナに出会う

2022年9月17日㈯
曇り空の中
中部圏の小さな谷に向かいました。
渓流沿いに近接する林道は所々で土砂崩れが起きており、車での通行は不可能でした。
土砂には草も生えていないため最近ものと思われます。

林道へ押し流された土砂

釣行記

今日の最高気温は岐阜市内で30度くらい。
谷の標高は800m。最高気温は25度くらいでしょうか。
気温的には透湿系ウェーダーを選ぶところですが、
歩きでの移動が多いのと浅い場所での釣行で浸水は少なめと予想できましたので、今回もウェットウェーディングスタイルで快適な釣行をしてきました。
考えてもみれば、ウェーディングスタイルは6月~9月のほとんどの釣行で活躍しています。
試行錯誤してたどりついたスタイルで、長い期間に対応できて助かっております。
↓ウェットウェーディングスタイルが気になる方は写真かタイトルをクリックして内容をチェック↓
www.nagaratossi.com

駐車スペースから歩くこと10分
入渓点に到着です。
事前に調べた地図の情報では、この入渓点を最後に林道は谷から離れていくことになります。
釣り上がるほどに魚影が濃くなることを期待しながらタックルを準備しました。
入渓後ルアーをキャストしたのは7時ころ。
まもなくして小型のイワナに出会うことができました。
谷では落葉が始まっており、秋の訪れを感じました。

最初に出会った小振りのイワナ

パイロットルアーであるダイワのシルバークリークミノー50Sでのヒットでした。
先週に引き続き今日もこのルアーで行けそうです。
シルバークリーク50Sは良く飛んで、よくヒラ打って、安いミノーなので助かります。
↓ミノーについてはこちらをチェック↓

初めて訪れる今回の谷について。
林道への土砂崩れは数ヵ所あり、谷も土砂で埋まっているのかと思っていましたが、意外にも深みの多い谷でした。
エグレある沈み石が多く点在しており、大物の気配がプンプンしていました。

深みエグレのあるポイント

遡行を続けるごとにイワナのチェイスは増え、型も良くなってきました。
なかなかヒットまで持ち込めない状況が続きましたが、ある場所で何度も何度もチェイスをやめない貪欲なイワナに遭遇しました。
瀬の最後にある大石の前にピッタリ張り付いて、ルアーを通すたびに飛び掛かっては喰いきれず 元の位置に戻るを繰り返してきます。
上手に喰いつけない様子を見て、ゆっくりルアーを通すことに集中していましたが、ゆっくりミノーを通すと追いが悪くなるという状況。
思い切って高速でミノーを通してみると、ものすごい勢いで飛びついて来てヒットしました。
ロッドを曲げてくれたのは全体的に黄色みがかった体色の尺イワナでした。
黄色味がかった艶やかかなボディは濡れて黄金に輝いていました。

黄金尺イワナ
黄金尺イワナ尾

こイワナの模様について、背びれと脂びれの間の体色が少しだけ黒っぽくなっており病気かと思いましたが、少し離れたポイントでも同じように背中の一部が黒い個体を数匹確認しました。
同じような体色をしたイワナはどれも同じように「細長い体をしており」「動きに俊敏さがなく」「警戒心が薄い」という共通点がありました。
他の谷でも見かけない特徴なので、この谷で特有の進化を遂げた固有種の末裔かも知れません。
背中の一部が黒いのは、人間によって放流された個体との交雑の影響でしょうか。

この谷で釣れるほとんどのイワナは黒っぽい体色をしており、体側にはオレンジの斑紋、背中には白い斑紋がありました。
この日釣れた別の尺イワナは黄金ではなく、黒っぽい魚体をしており、動きも俊敏で引きも強く 黄金イワナとは違った性格のイワナでした。
下の別の尺イワナです。

別の尺イワナ

上写真が黒っぽいイワナ。
下写真が黄金イワナ。
見比べると模様と体色の差は歴然です。
これは病気とか環境の影響ではなく種の違いだと感じますがいかがでしょうか。

黄金尺イワナ

主な渓流の禁漁期は10月から2月までです。
野生のトラウト達と出会えるのも 今シーズン残りわずかとなりました。
私は、あと1回行けそうなのでさらなる大物との出会いを目指したいと思います。
来週はこの谷のさらに上流を目指す予定なので、イワナの模様について引き続き注視していきたいと思います。

ヒットルアー

今日はほぼ1日中同じルアーを使いました。
使いやすいルアーなので、是非チェックしてみてください。
↓ヒットルアーをチェック↓

今シーズンはその他7種類のヘビーシンキングミノーをローテーションしています。
よろしければ関連記事をご覧ください。
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キャッチ&リリースについて

今年の私流を簡単に紹介します。
20㎝前後のイワナやアマゴ、ヤマメをキャッチ&リリースする場合。
①ラバーコーティングで目の細かいランディングネットを使用。
②ベリーにはフックではなくウェイトを付ける。
③テールフックはトレブルのバーブレス。
理由について
①ラバーは魚の体表にやさしく、目の細かいラバーでヒレの欠損を回避。
②フックが少ないほうがトラブルも魚へのダメージも少ない。
・以下ベリーフックを付けない利点。
フックが多いとネット内で暴れた時にダメージを与えるのでそれを回避。テールフックに喰いついた場合、途中でベリーフックが魚の別の場所に掛かりダメージを与えるのを回避。ベリーフックがなければキャスト前のラインがらみがなくなる。※ミノーの動きを損なわないベリーウェイト設置方法は今後詳しく紹介する予定です。
③シングルフックはフックにかかる圧力が強くなるため、身切れを起こしやすい。小型18㎝以下の魚に対しては身切れだけでなく、刺さりどころによっては即死させてしまう時がある。そのため、トリプルフックのバーブレスのほうが18センチ以下の魚に対してはダメージが小さいと考えている。

タックル紹介

渓流から源流などの谷で使用するタックルについては専門ページを作成中です。

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