長良とっしの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

メジャークラフト エデンインスタネットの装着例・サイズ感・ケース形状などインプレ

※2024.6.23腰ベルトへの装着例追記
渓流釣り歴約20年にして初めてインスタ ランディングネットを購入しました。
メジャークラフトさんから今年(2024年)発売された新製品で、キャッチ&リリースに適したラバーネット。
選んだのはグリップがストレートタイプのサイズMです。

もともとインスタネットの携行性の良さが気になっており、いつか欲しいとは思っていましたが欲しいものが見つからず今に至っていましたが、当製品は高級感と落ち着きのあるデザインの割にはコスパに優れていると感じたので今回購入を決めました。

インスタ ランディングネット

ランディングネットは自分の釣り場(上流域なのか下流域なのか?)やスタイル(リリースなのか食べるのか?)などによって適したかたちが変わってきます。

今回わたしがインスタランディングネットを購入したのは中流域での本流釣り用です。
狙う魚は30㎝~40㎝のアマゴやイワナ。
本流での尺上狙いは魚のヒット率が低くネットもそれなりの大きさのものが必要になります。
30センチ以上の渓流魚は希少なので頻繁には釣れません。
出番の少ないランディングネットをず~っと背中にぶら下げているとベストが重くなり方への負担も小さくありません。
ベストを少しでも軽くしたかったので腰に収納できるインスタネットを購入してみました。
※2024.6.22に4時間程度使ってみましたが、いつもよりベストが軽くて身軽でした。

今回は主にサイズ感や出し入れの具合について紹介したいと思います。
※当ブログにはランディングネットの選び方のノウハウについて詳しく紹介した情報ページがあります。お探しの方は当ブログに紹介ページを参考にしてみてください。↓
www.nagaratossi.com

サイズ感

インスタ ラバーネット サイズ感

サイズは上写真の通りです。
私が購入したのはストレートタイプのサイズMです。
Mサイズについてカタログ上の枠サイズは約縦35cm×横28cm×深さ24cmとなっていますが、あくまでも目安だと思ってください。
コンパクトに収納するためにインスタネットのフレームには弾力性のあるステンレスフレームが使用されており、多少の形状変化はおこります。
深さもカタログ通り約24㎝です。

Sサイズの深さは19㎝と浅いので、尺近い魚は針外しの時などに跳ねて逃げやすいので注意しましょう。
サイズ寸法は下のリンクから確認できます。

付属のケース

ケースの大きさは縦横18㎝くらいです。

ケース正面

側面の下部(写真向かって左側)は空洞になっていますので、そこから水がはけるようになっています。

写真左が下側

ケース裏側は写真下のように縦横2本づつ長めのマジックがついています。
マジックでの装着になるので、藪漕ぎなどで引っかかった時の脱落の可能性はありますが、マジックが長い(15㎝)ため接地面積も広いため、保持力は大きいと感じます。

ケース裏側

装着用マジックが縦横ありますので、下写真のように腰ベルトなどに縦横好きな方向での装着が可能ですし、ベストやバッグの縦方向のベルトにも装着可能です。

腰ベルトへの装着は縦横どちらも可能

腰ベルトへの装着例と広げ方

ウェーダーなどの腰ベルトに装着して携行する場合は、下写真のように、ケースを縦横どちらかで装着可能です。
私は写真でいうと左が使いやすかったです。
下写真の右のように装着した場合は、ケースの蓋を開けるときに「開けにくい」&「ネットを引き出す前に蓋が重力で閉まってくる」のでやりにくかったです。
写真左の装着方法はケースの蓋を開けやすく、ネットを引き出す前に蓋が閉じにくかったのでネットを引き出しやすいのでおススメの装着方法です。
使い方に関しては、実釣前にいろいろ試して見るのが良いと思います。

腰ベルトへの装着は縦横どちらも可能

広げ方は超簡単。
グリップを握り、ケースからネットを引き出せば、下写真のように自然とネットが広がります。
勢いよく広がるので、ぶつからないように気を付けましょう。

パッと開きます。

インスタネットの畳み方

畳み方を習得するのは予想以上に難しかったです。
メジャークラフトさんのユーチューブ動画を何回も見ました。

慣れるまでは相当な力が必要で、手が痛くなります。
この製品はステンレス金属フレームにゴム系コーティングがしてあるので手を切る可能性は低いと思いますが、他メーカーのゴム系コーティングしてないものは手を切る可能性が高まりますので注意しましょう。

出すときはフレームが広がるときに接触しないようにするだけで、特に難しいことはありません。

グリップの握りやすさ

端部が広がっており、そこに指が掛かるので収納ケースから引き出しやすいと感じます。
持った時の感じは握りにくいとまでは言いませんが、もう少し薄い方が握りやすいとは思いますが、使いにくいレベルではありません。
畳むときにグリップには大きな力が掛かりますので、強度的に厚さが必要なのかも知れません。

写真映え

購入して数週間になりますが、ようやく魚とセットの写真が撮れました。
ネットカラーは、魚の美しさを邪魔しない色合いだと思います。
わたしの購入したネットはMサイズで枠が縦35㎝×横28㎝、下写真のアマゴは23㎝。23センチのアマゴにはMサイズではなく小ぶりなSサイズ(縦30㎝×横24㎝)が似合いそうですね。

Canon EOS RP 57mm f6.3 1/200秒 ISO1000


さいごに

インスタネットには
以下のようなデメリットはありますが、

・畳みかた習得への難易度が意外に高い。
・畳んだり開いたりするときに怪我のリスクがある。
・腰ベルトなどケースを固定できるものがないと携行できない。

以下のようなメリットもあります。
・背中にぶら下げないからベストが軽くなる。
・ぶら下げないから歩行移動中ブラブラしない。
・ぶら下げないから振動で地面に落ちない。
・マグネットリリーサーが不要。
・車への収納時コンパクトにできる。
・ベストを脱がずに車に乗るときに邪魔になりにくい。

道具には必ず一長一短がありますから、適したフィールドでインスタネットを使用すればきっと役立つアイテムになるはずです。
インスタネットがご自分の釣りのスタイルに合っていると感じた方は、是非使ってみてはいかがでしょうか。
そう言う私も、まだ実釣で使ったことがありませんので、近いうちにフィールドへ出掛けたいと思います。

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