長良とっしの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

尺イワナ達との出会い~シングルフック釣行記~

7月23日㈯
今回は県境付近の小渓流へイワナ探しへ行ってきました。
林道はかるく湿っており、夜の間に通り雨があったようです。

7時くらいに準備完了。
林道から堰堤上までの数十メートルはジャングルになっており、藪こぎ状態での入渓です。
少し汗ばんできたところで渓に到着しました。
準備をしながら汗を乾かします。

今回の釣行

スナップにミノーを装着し1ヶ月ぶりの釣り開始です。
ただし今回からはシングルバーブレスフック仕様でのイワナ釣りです。

夜の雨のお陰もあり、今日のイワナはルアーに高反応です。
最初のポイントで複数のチェイスのあと小型のイワナと出会うことが出来ました。
テールのシングルフックが上顎にしっかり掛かっています。
バレにくい掛かり方です。

小型のイワナ

同じポイントで3本のイワナに出会えました。
4から5グラムのシンキングミノーを上流へキャストし、トゥイッチしながらリーリングしてくる釣り方で、最も一般的な渓流ミノーの使い方です。
今日は、深いところにいる魚も表層へ飛び出してくる感じです。

20センチから25センチくらいのイワナ達がコンスタントにルアーへ喰いついてきます。
やがて、流れが右岸の大岩にぶつかって、大きな反転流のあるポイントに来ました。
反転流にミノーを漂わしながら軽いトゥイッチングを続けていたら、大きめのイワナがかかりました。
引きを楽しみながら寄せてくると、色白の尺イワナでした。
ラバーネットでランディングしたあと、自分で掘ったり石を積んで作った撮影場所で記念撮影をしました。

色白の尺イワナ

ラバーネットで掬って、ひと暴れしたときにフックは簡単に外れましたが、この魚もテールのシングルフックが上顎に掛かっていました。

その後も25センチくらいのイワナを中心に沢山のイワナを釣り上げることが出来ました。
バラさずに釣り上げたのは20本くらいだったと思いますが、テールフックが上顎に掛かっているイワナが多かったです。
ベリーとテールの両方が掛かっている場合とベリーのみが掛かっている場合は5本もいなかったと思います。

15時くらいに最後の淵で尺イワナを釣り上げて本日は納竿としました。

尺イワナ

魚に優しい撮影に挑戦

今回から「魚に優しいキャッチ&リリース」を目指してシングルバーブレスフックとラバーネットの使用を始めました。
でもラバーネットに魚を入れたままの撮影は想像以上に難しく、ネットの影やネットそのものが魚体にかぶってしまうためです。
ラバーネットに入れたままイワナを撮影しようとすると↓下写真のようになってしまいます。

そのため下写真のように、ラバーネット内で魚を休めさせている間に、左上に水の通る撮影場所をつくり撮影しました。

尺イワナ撮影準備
尺イワナを撮影

尺イワナの撮影に関しては背中が水面から出ていたので、ちょいちょい水をかけながら撮影しましたが、次は撮影場所をもう少し深く作って見ようと思います。

使用ルアー

今日も主に使用したのはシルバークリークミノー50Sです。中規模渓流から源流まで使いやすいミノーです。
アップにキャストしてからのトゥィチングにも切れの良い平打ちをしてくれますし、反転流などでステイさせた状態でのトゥィチングもしやすいと思います。
コスパも良いのでオススメのルアーです。

バーブレスシングルフックについて

今回から使用しているのはオーナーのSBL55の#8です。
シングルフックに交換して一番良かったのは「針が簡単に外せる」ことです。
魚にも人にも優しく、針外しにイライラしたり、時間をかけることもなくなりました。
シングルフックは「イライラしない釣りには必需品」です。
今回使ってみて疑問に思ったのは「①もう少し小さくても良いのでは?」と「②ベリーは必要無いのでは?」です。
①について
小型15センチ~20センチのイワナに対してはダメージが大きくなる場合があります。
口先ではなくすこし口の少し奥に掛かった場合に、目の近くまでフックが貫通している場合がありました。
今回は#8を使用しましたが、#10,#12も試してみようと思います。
②について
まず、ベリーに掛かる場合は少ないです。
ほとんどがテールでした。
次に、わたしの自論ですが、ベリーフックが無ければテールに掛かっている場合は多いと思います。野生のイワナやアマゴはルアーの前方へ大きく回り込んでベリーを狙って食いつく事が多いため、ベリーに掛からなくても口がルアーの後方へ滑っていけばテールにフックに掛かるからです。
つまり、バレにくいテールフックに魚が掛かるのをベリーフックが邪魔しているのではないかと考え始めています。
また、ベリーフックのデメリットは①根掛かりしやすい②ラインに絡みやすい③ランディング後に絡まる④ランディング時に手に刺さる⑤魚に余分なダメージを与えるetcなどがあります。
ベリーフックの存在意味については今後フィールドで確認してゆきたいと考えています。
今回使用したフックはこちら↓

フック交換対策、ウェイトの調整方法

今回からシングルフックフックを使用しているので、軽くなった分をシールタイプの板重りで調整しました。
トレブルフック2個が約0.3gなのに対して#8は2個で約0.1gですので、
アクティブの0.5mm厚を4mm×5mmにカットして下写真のように接着しました。

シングルフックに交換して軽くなった分をシールタイプ板重りでウェイト調整をしました

わたしはバルサミノーのメイキングに使用している板重りを加工して使用してみました。

重りの加工方法については下の記事を参考にしてみてください。
www.nagaratossi.com

ラバーネットについて

ランディングに関しては最高です。
魚にダメージが少ないし、フックが絡まることもありません。
シングルフックと同様に「イライラしない釣りの必需品」です。
ただ、ラバーネットに魚を入れたままの撮影は難しかったように思います。
魚のことを一番に考えたら撮影しないのが一番良いのですが、大物は記録に残したいのが釣り人です。
良い方法を考えてみようと思います。
今回使用したラバーネットはこちら↓

キャッチ&リリースについての記事はこちら↓
www.nagaratossi.com

タックル紹介

ロッド:アングロカンパニーパラゴン523 支流
リール:シマノ19ヴァンキッシュC2000SHG(使用感についての記事はこちらをクリック)
ライン:バリバス トゥイッチマスター5lb
ルアー:ダイワシルバークリークミノー

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