長良とっしの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

2020年郡上解禁「冬の渓、尺上岩魚との出会い」

2020年2月9日(日)郡上漁協でアマゴ岩魚が解禁になりました。
今年の郡上は記録的な雪不足です。
いつもなら車が通れないような林道にも雪はほとんど積もっていません。
渓流の石にもほとんど積雪はありません。
釣りやすい状況ですが季節感が感じられず、少し寂しい気持ちになります。
水温は5℃前後、気温は2時でも1℃でした。
ガイドはもちろん、背中のネットもバリバリに凍るほどの寒さでした。
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10時頃から釣りを始めましたが、魚の活性は低いようです。
解禁ともあって魚は全くスレていないのでチェイスは多数確認できますがバイトに至りません。
寒いから仕方ないかも知れません。
寒さの中、重点的に深場を狙っていきましたが、相変わらずバイトに至りません。
淵でなくても部分的に掘れているところも、チョイチョイ狙ってみます。
ハイシーズンのようなハードな誘い方ではなく、優しくミノー操ります。
メリハリはつけつつ、漂わすようにクイックイッと誘っていくと、以外に流れの速いところで黒い影が現れました。
少し迷いながら追ってきましたがリールはゆっくり巻きながらメリハリをつけて誘うと、ようやく口を使ってくれました。2020年のファーストフィッシュは9寸程度、体高のあるコンディション良好の岩魚でした。
お腹プニプニの冬らしい岩魚です。
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その後も主に深場を狙って釣り上がっていきました。
多くのチェイスはありますが、掛かるのは1割から2割くらいでしょうか。
掛かる岩魚は良型が多く、なかには↓写真のような迫力満点の岩魚とも出会いました。
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夢中になってミノーを投げてるうちに、退渓予定時刻の14時となりました。
ここで最後にしようと決めたポイントで、まさかの大物出現です。
落ち込みへ着水後、すぐのバイトです。
掛かって、すぐに大物と分かる引きをしてくれました。
寄せたあとも、ランディング直前に3度も猛烈なダッシュをしてくれました。
活性が低い冬とは思えないほどのファイトに驚きです。
26センチのネットからはみ出るほどの大物。
初釣行で、いきなり尺上に出会ってしまいました。
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今回はたまたま尺上にも出会え、有意義な1日となりましたが冬の渓は危険が一杯です。
代表的なところで言うと、水を吸ったフェルトソールが凍って石の上で滑ります。
フェルトソールに雪がたくさんくっついて斜面などで転倒の危険があります。
雪が多いときは、雪の空洞部への落下もあります。
私の場合は、長年通ってどこに何かあるかわかっている渓流限定で冬の渓流を楽しむようにしています。
健康な体あっての楽しい釣りなので、皆さんも安全第一で釣りを楽しんでくださいね。
タックル紹介
ロッド:アングロカンパニーパラゴン523
リール:シマノ19ヴァンキッシュC2000SHG(使用感についての記事はこちらをクリック)
ライン:バリバス トゥイッチマスター5lb
ルアー:イトウクラフトボウイ50流芯53HW、自作ミノー

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