長良とっしーの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

郡上長良川本流アマゴ〜出会いの記録2026年4月編3釣行〜


2026年シーズンは数年ぶりに郡上漁協エリアで長良川本流アマゴを狙うことにした。
長良川本流郡上エリアは大岩や岩盤をからんだダイナミックな渓相が魅力的であり、その本流域で釣れるアマゴはコンディションが良くとても美しいことから、多くのアングラーにとって至高の憧れとなっている。
長良川郡上エリアは特にルアーマンとエサ釣り師に人気が高く、全国きっての超激戦区となっている。
そんな厳しい郡上エリアで数年ぶりに竿を振りたくなったのは「まぐれではなく安定的にアマゴとの出会いを重ねられるのか」自分の腕を試したくなったからだ。

4月12日(日)6尾

この日の最高気温は郡上でも20度超えの予想。
季節外れのポカポカ陽気だ。
高速道路で車を走らせ白鳥インターを下りたのは午前9時。
最初に入ったポイントは、荒瀬も平瀬も淵も伴う郡上中流域のとある大場所。
山に生い茂る落葉樹には若葉が芽吹き始めていた。

郡上中流域のとある大場所

装備を整え川に立てのは午前10時。
数日前の大雨で増水後の引水という状況で、濁りはほぼとれているが小さなゴミが絶え間なく流れてくる状態だった。
真夏なら大物が出そうな理想的コンディションの長良川本流だが、今はまだ初春。

水温は11℃と低めだが、アマゴにとっては決して低くない水温だったので広大なポイントをミノーで素早く探ってみることにした。

朝の9時の水温は11℃

さっそくミノーを流れに投じるが瀬でも淵でもまったく魚影が見えない。
淵ではスプーンで川底付近も探ってみたが反応がない。

スタートが遅かったこともあり、ルアーマンの先行者に叩かれた後でアマゴがルアーにスレているだけかも知れない。

長良川は超激戦区なので、魚影の見えない原因が先行者の影響なのか自然からの影響なのかの判断が難しい。
その謎を解くには多くのポイントを探るしか解決策はない。
この日は増水のため水量が多かったので、上流に向かって移動することにした。

郡上中流域を北上しながら各ポイントを眺め車を走らせるが、ほとんどのポイントが満席状態。
好ポイントにはたいてい竿を振る釣り人の姿があり、入るポイントを探すのにもひと苦労。
最初のポイントで魚影が見えなかったのは、やはり人的要因かも知れない。

なんとか人のいないポイントを見つけルアーを投じるが、魚影が見えない。
チェイスの1つも見られないまま、ポイントを3カ所まわり時刻は13時になってしまった。

「このままではボ◯ズかも!?」という恐怖を抑えつつ次のポイント探しを続ける。
そしてこの日の4か所目。
白鳥地区で岩が点在する平瀬に入ることができた。
初見のポイントだったので、普段と比べて水量がどのくらい多いのかはわからなかったが道から見た感じ釣れそうな雰囲気だった。
いつもは流れの緩い平瀬でこの日はアマゴの好きそうな流速と水深になっていたのだと思う。

郡上上流域のとある平瀬

詳しいテクニックは文章ではうまくお伝え出来ないが、瀬の始まりから終わりまでミノーを丁寧に流していくと大石や大岩付近や流れが絞れたところなどでは確実にバイトがあった。

郡上上流部のアマゴたち

今回撮影に使用したのはキャプチャーのMサイズで目盛は20㎝。
実際には24センチくらいの内寸があり、少し尾びれは曲がるが25㎝くらいまでは入りそうだ。

300mくらいの平瀬をミノーで探るのに3時間くらい掛かり、その間6尾のアマゴ達と出会う事ができた。
この日は18㎝~20㎝とアマゴのサイズは伸びず狙いの25㎝には届かなかったが、体高のある郡上アマゴは思いのほか竿を曲げてくれた。

初春の長良川本流アマゴ

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4月18日(土)4尾

この日の最高気温は25度予想。
夏日だ。

最初のポイントに到着したのは9時。
この日はお腹が痛くなったりして、スタートが1時間ほど遅れてしまった。

水温を計ってみると12.5度。
ここ最近郡上でも夏日みたいな日が続いていたためか、この時期にしては高めだ。

水温も高めなので瀬に入りたかったが、フライマンの先行者がいたため瀬の下流の淵に入ることにした。

長良川本流中流域のとある淵

シンキングミノーを対岸に投じ、流れに馴染ませたあとに軽快なトゥイッチングをしながらルアーを回収してくる。
着水点を変えながらこれを続けると、まずは足元で1本目のアマゴが掛かった。
さらに着水点を変えながらこれを続けると2本目が掛かり、この淵では2本のアマゴに出会う事ができた。

郡上中流域のアマゴ

この日は25㎝オーバーが釣れることも想定し、Lサイズ目盛30㎝のキャプチャーを持参していたため22㎝のアマゴが小さく見える。
Lサイズは実際には内寸34㎝ほどあるので、少し尾びれは曲がるが35㎝の渓魚の撮影までは対応できそうだ。

今回は最初に入ったポイントで2本のアマゴに出会うことができ、ボ〇ズの3文字に怯えることなくリラックスした状態で次のポイントを探すことができた。

最初にやりたかった上流の瀬が空いたので、次はそのポイントをやってみる事にした。
先行者はフライマンだったので、ルアーなら釣れるかと思い2時間くらいかけ丁寧にミノーを流し続けたが一匹の魚影も見えなかった。
やはり郡上での釣果は人的要因が大きい気がする。
郡上で安定的な釣果を出すには「竿抜けポイントをどこか?」と「活性の高いアマゴの居場所(数キロ単位のエリアで)はどこか?」その両方の思考が必要なのではないか?
そんなことを考えているうちに正午を過ぎてしまい疲れも出てきたので、いったんお昼休憩をし気分転換した。

次のポイントを考える。
1週間前に比べ水量は随分減っていたので、規模の大きなポイントで大物を狙うべく下流へ向かうことにした。
この日も相変わらずルアーマンとエサ釣り師が多く、入りたいポイントはほぼ満員だった。
人のいないところを探しているとなんとなく見つけた瀬が良い水量と良い水の色に感じたので入渓した。

長良川本流中流域のとある瀬

水温を計ってみると15度とかなり高めだったので、流れの早いところにアマゴは居るという予測は確信に変わった。

早速ミノーを投じてみるが、やはり川の流れが速くミノーのコントロールには手こずったが、早い流れのなかで流れが少し緩く平たんになったところで予想通り郡上アマゴがミノーに食い付いてくれた。
1本目のアマゴは少し小さかったので撮影せずにリリース。
その後は1本ばらしたあと、幅広20㎝くらいのアマゴが掛かった。
早い流れの中でのファイトは引きも強く感じられて楽しい。

初春の長良川本流アマゴ

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4月25日(土)4尾

今回は先週にくらべ大きな雨もなく、稲作用水への取水量も増えているので、白鳥地区の下流から大和地区にかけてはみたところ渇水気味に感じられた。
それに比べ郡上上流部ではさほど渇水感を感じなかったため上流域を選んだ。
この日の最高気温は22度であったが、早朝の気温は10度以下と低かった。
最初に入ったポイントの水温は10度であった。

朝一の水温は10度

実際に川に入ってみると思ってたよりも渇水気味だったので、なるべく深くて流れの早いところを探してミノーを投じていった。
すると流れ込みの下流に点在する石で水面が波立ったあたりで、流れを横切るミノーにアマゴが食いついてくれた。

7寸程度の郡上アマゴ

今回はキャプチャーMサイズを持ってきたので、良い感じの写真が撮れた。
キャプチャーは今シーズンから使用しており、もっとカッコいい写真の撮り方を研究中だ。

今回釣りを始めたのは6時。
最初の一尾が釣れたのは7時だった。
早い段階で釣れて良かった。
1尾釣れるとずいぶん気が楽になる。
郡上長良川本流はエリアを問わずアングラーが多いこともあり、わたしが数年前まで通っていたときにも時々ボウズをくらっていた。
そんな過去の経験があるから、1尾釣れると本当にリラックスできる。

8時ころからは2か所目を探して移動を始めた。
今日の目標もいつも通り25㎝以上の郡上アマゴだ。
大きいのが居そうな深くて速いポイントを探し車を北上させる。
今日もいつも通り良きポイントにはたいてい竿を振る人の影がある。

最初のポイントに近い場所で人影のないポイントを発見したので入渓して、ミノーとスプーンで色々試すが反応が得られない。
これほどの大場所で一匹のチェイスさえ見られないのは明らかに人的要因だ。
おそらく誰かが入った直後だったのだろう。
アマゴが居たとしてもルアーに反応しない。

郡上上流域のとある淵

その後、再び北上すると先ほどのポイントよりは規模が小さいが、深さと水量のある似たようなポイントを発見した。
水温を計ってみると11時で13度。
アマゴにとっては快適な水温だ。

11時の水温は13℃

おそらく誰かに釣られた後で、チェイスも何もないだろうと思って脱力感のなかミノーを流れに投じていたが、ここで意外にも4つのバイトがあった。
残念ながら最初のバイトは大岩の奥で25㎝以上の良型を掛けローリングする姿がすぐに見えたが3秒くらいでバラしてしまった。
その後20㎝級を2本ばらしたが、2本目はベリーフックに掛かっていたのが見えた。
近い場所でこれだけバイトが続くのは奇跡に近い。

土曜日の午前11時なので先行者は当然いたはずだ。
ルアーにも少なからずスレていると思う。
それなのに数10メートルの区間でこれだけのバイトがあるのは珍しい。
偶然にもアマゴの活性がピークに達したタイミングで、わたしが入渓したのかも知れない。

ここでのバイトは3本とも全部ベリーフックへのアタックであったとすれば、バレやすいのはそのためだ。
ベリーフックは外れやすい。

その後、4度目の正直で掛けたアマゴが下の写真になる。
ベリーフックが左エラ付近に掛かっていた。
活性の上がったアマゴのバイトはミノーを捕食するべく前方から喰い付く、またはミノーの中心を狙って喰い付くので、ベリーに掛かりやすくその後バレやすい。
今後はドラグ調整やロッドワークなどバレにくい動きができるよう心掛けたい。
またバレにくいフックシステムについても考えたい。

ちなみにこのアマゴは22㎝くらいで良型だったが、エラを傷つけた影響か、その後生簀袋内(お手製)で絶命してしまったので持ち帰っていただくこととした。
絶命したため記念撮影はしなかった。
下写真は今年から導入したアクションカメラの動画からの切り抜き画像だ。

ベリーフックがエラ附近に掛かっていた

その後はすぐ近くの段々瀬を探ってみることにした。
ここでは1つのポケットで3尾のバイトがあった。
他のポケットでは一つのチェイスも見られなかったのに不思議だ。
アマゴはエサが多く、もろもろの条件が良い場所に集まる傾向があるためだろう。

すぐ近くの段々瀬

ばらした2本は手前に石がある場所で掛けてしまったためフッキングができずすぐにバレた。
ネットインできた下写真のアマゴも、やはりベリーフックに掛かっていた。
今日の朝までは全部テールフックに掛かっていたが、11時くらいからのバイトは全部ベリーに掛かっている。
このタイミングで、アマゴ達にとって何か決定的な季節的変化があったのかも知れない。

瀬で掛かった3尾のうち1尾

さらにその後、1尾を追加。
ちなみにこのアマゴもベリーフックに掛かっていた。

郡上アマゴ

11時から13時まで約2時間。
せっかく掛けた良型をバラしてしまったことが悔やまれるが楽しい時間を過ごすことができた。

その後は同じようなポイントを探して2か所ほど立ち寄って1時間ずつルアーを通してみたが、何の反応も得られなかった。
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さいごに~郡上アマゴに出会うために必要な事~

本流の良型アマゴ釣りは甘くない。
それは渓流ルアーを始めた15年以上前からわかっていることだ。
広大なフィールドの中から、自然条件に応じてアマゴの居場所を探さなくてはならないからだ。
それに加え、先行者を避けたポイント選びも肝心なのだ。

現在は15年前に比べて圧倒的にルアーマンの数が増えている。
ルアーを見て1度何らかの反応をしてしまったアマゴはルアーに対して興味を失ってしまう。
次に再びルアーに興味を持つには時間の経過か、大雨による増水などの状況変化によるリセットが必要になる。
そのため、タイミングが選べないサンデーアングラーは、先行者を避けたポイント選びが重要になのだ。

自然条件と人的要因をクリアして、せっかく良型アマゴを掛けたとしてもバレてしまう事が多いのも、アマゴ釣りの難しいところだ。

郡上長良川本流域で安定的に良型アマゴに出会うためには、以下3つを臨機応変に考察しなければならないようだ。
・自然条件によるアマゴの居場所特定
・先行者などを予測したポイント選び
・バラさないための技術(フック選び・ドラグ調整・テクニック)

今回4月に3回の釣行を終えてボウズは回避することできたが、決して楽に回避できたわけではなかった。
最終日4月25日の正午くらいからは、ベリーフックへの針掛かりが増えたことによってバラシが激増した。
これからの季節はアマゴがミノーに対して好奇心で喰い付くだけでなく、捕食行動として喰い付くという時期にもなる。
バレやすいベリーフックにアマゴが掛かっても、バレにくいようなシステムやテクニックを磨きたいと思う。

5月は待ちに待ったサツキマスのシーズンだ。
5月に関しては下流域でのサツキマス釣行がメインとなるが、引き続き1シーズンを通して郡上長良川本流アマゴには挑み続けたいと思う。


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