長良とっしーの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

荒廃した林道の先に見つけたイワナの楽園!広葉樹に包まれたふところ深き北陸の小渓流。

2025年7月某日
平地では35度を超える酷暑の続く中、ひと時の涼を求め北陸の山地へと車を走らせました。

この日の釣行に選んだ谷は、荒廃した林道の先にある小渓流。
車でのアクセスに不便な渓流は、良型イワナの楽園だったりします。
期待に胸を躍らせながら支度を整え、8時頃から荒廃した林道を登り始めました。

釣行記

車止めから入渓点までは約3km。
普通の林道なら45分程度で歩けてしまう距離ですが、今日の道は荒廃した林道。

荒廃した林道

気温はおおよそ20℃台で平地に比べれば涼しかったのでしょうが、3kmの険しい道のりを1時間半も歩くとさすがに汗が噴き出してきます。
ウェーダースタイルより圧倒的に涼しいウェットウェーディングスタイルでもTシャツはすっかり汗でダクダクでした。

ようやくたどり着いた渓。
想像していたより規模の小さな渓流でしたが、ところどころに深い岩のえぐれを持つ雰囲気の良い小渓流でした。

ところどころ深い岩のえぐれがある

汗だくになったTシャツを乾かしている間に、少しの休憩をとりタックルを準備する事30分。
ようやくラインにルアーを結び、清き流れへとミノーを投じたのは陽も高くなった10時頃でした。

1匹目のイワナに出会ったポイントは、入渓の約10分後。
さほど深みもない場所でした。
川に掛かる蜘蛛の巣を低弾道キャストでかわし、白泡のなくなったあたりにミノーをキャスト。

ミノーを流れに乗せて軽いトゥイッチをさせながら漂わせ
自分の立ち位置の少し下流まで送り
その後Uターンさせてきます。

1投目ではミノーのUターン直後にギラッと反転しながらバイトするイワナが見えましたが、残念ながら喰い損ね。
2頭目は同じ場所へキャストした後に、1投目よりも「ゆっくり」を意識してヘビーシンキングミノーを上下にアクションさせると9寸弱の良型イワナがミノーに掛かってくれました。

1匹目のイワナに出会ったポイント
入渓間もなく8寸越えの良型イワナがヒット

このポイントは目立った深みもなく、通常なら20㎝以下のイワナが釣れそうなスケール感でした。
が、予想以上に大きな個体が現れました。

荒廃した林道が釣り人を寄せ付けないおかげか、この谷には大きなイワナが数多く残っているようです。
同じような誘い方でその後もヒットは続きました。
そして、どのイワナもポイントの規模には似つかわしくないほどの良型でした。
ランディングネットの縦サイズが26㎝なので、この個体も8寸越えです。

小さなポイントにも大きなイワナ

猛暑の中、
険しい林道を歩いて苦労してたどり着いた渓流。
そのあとも数多くのイワナのチェイスとヒットを楽しむことができました。

魚を持ち帰る釣り人が多ければ小さな源流のイワナはたちまち減ってしまいますし、
勇猛で貪欲な性格のイワナ達から釣られるため、警戒心が強く臆病な個体が残りやすくなります。
魚を持ち帰らなくても釣り人の多い川の魚たちは警戒心が高くなります。

イワナの反応、大きさ、付いてる場所、から
確実に今回の渓流は釣り人の少ない渓流だったと言えます。

豊かな生態系について考える

今回の渓でとても印象に残ったことがあります。
虫と広葉樹がとても多かったことです。

川沿にはトンボや蝶が多く飛び、
糸を引いた幼虫が枝から幾度となく垂れ下がってきました。

大きな樹冠を持つ広葉樹

川沿いの斜面には上写真のような広葉樹の大木をいくつか見つけることができました。

これら広葉樹の傘下では、
杉や桧の植林山では決して育むことのできない生態系が継続的に残されているのでしょう。
広葉樹からの木漏れ日は、なんとも美しくそこに居るだけで心が癒されます。

時間と労力を掛けてでも、
もう一度行きたくなるような渓を見つけられて本当に良かったです。

こういった日本本来の自然が残る場所は戦後高度経済成長期の伐採大造林によってものすごい勢いで少なくなったといいます。
広葉樹の伐採のあとに杉や桧を植えた山地では、山の保水力が低下したために土砂災害が多く発生するようになりました。
その反省を受け、最近の森林開発や林業は洪水対策を目的として山の土を守ることに重点を置いているようです。

山の土を守るために広葉樹の存在は不可欠です。

地面にしっかりと根を張り、分解されやすい葉を落とし、花と実を付ける広葉樹は、保水性の高い土壌を作ると同時に周囲に豊かな生態系を作ります。
その豊かな生態系のなかで虫は増え、それを食料とする渓流魚は数を増やし大きく育つことができます。

今の社会が進もうとしている未来は豊かな自然を守る方向ではありますが、
結局は人間が自らの得のために選択した方向性です。

釣りを楽しみたいがために自然豊かで魚影の濃い渓流が増えることを願う私としては、
なにかのきっかけで社会全体が自然破壊の方向に舵を切らないことを願います。


ヒットルアー紹介

今回活躍のルアーは「もののふ50S」でした。
ロッド操作に合わせて小刻みな平打ちをしてくれるので、トレースラインの短い小渓流で使いやすいミノーです。

この日は魚影の濃さゆえルアーローテーションの必要がないくらいの1日でしたが、
わたしは普段 主に7種類のヘビーシンキングミノーをローテーションしていますので良かったら関連記事をご覧ください。
↓タイトルか写真をクリックするとルアー紹介記事へジャンプできます。各ルアーの特徴や使い方を紹介しています。今回のヒットルアー「もののふ50S」も紹介しています。
↓タイトルか写真をクリックしてルアーと使い方をチェック↓
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今日の恰好「ウェットウェーディング」

この日の予想最高気温は岐阜市で約35℃。
今日の谷は標高800m、最高気温は30度くらいと予想しました。
午前10時の気温は24度。
入水の機会の少ない小渓流では、最高気温が25℃以上になりそうならウェットウェーディングスタイル(別名ウェットゲータースタイル)を選択するようにしています。

この日は曇りでしたが、少し蒸し暑いこともあり少しの高巻きで汗ばむ気候でした。
ウェーダーよりもはるかに涼しいウェットウェーディングスタイルを選択して快適な釣行を満喫することができました。

気温25度以上ならウェットウェーディング※画像は別の日に撮影したものです

ウェットウェーディングは、装備選択を誤ると「寒くなったり」「釣りの後かゆくなったり」することがあります。わたしの「ウェットウェーディングスタイル」は、そういうトラブルをなるべく抑えることを追求した「アイテム選択」にこだわっています。
「アイテム選択」についての紹介記事がありますので、興味がある方はのぞいてみてください。
↓タイトルか写真をクリックして快適なウェットウェーディングスタイルをチェック↓
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今日のタックル紹介

今回使用したタックルは
わたしが分類した大小4つのトラウトタックルのうち1番小さいタックルバランス 名付けて「渓流の宝石」でした。

入渓間もなく8寸越えの良型イワナがヒット

渓流上流域から原流域にかけてはポイントが小さくなるため、ショートキャストやルアー着水からの素早いリール巻き始めなどの高度なテクニックが必要となります。
なるべく扱いやすく手返し良く使えるタックルを選ばないとフィールドでのイライラも増えてしまいますし、釣果も伸び悩んでしまいます。
ロッド・リール・ライン・リーダーからメーカー選びのコツまで 詳しく紹介している記事がありますので良かったら参考にしてみてください。
↓タイトルか写真をクリックしてタックルをチェック↓
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偏光サングラス

偏光サングラスは水中の様子が見えやすいためチェイスからバイトまで より一層スリリングな駆け引きが楽しめます。
偏光サングラスは目の保護のためにも持っておきたいアイテムです。
トラウトフィッシングにおすすめの偏光サングラスを紹介する記事がありますので、良かったらご覧くださいm(_ _)m
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おすすめ記事紹介

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自身の経験をもとに内容の役立つ記事作りを意識しております。良かったら、少し覘いてみてください(^^)/
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