長良とっしーの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

アユイング専用ロッド購入でバラシ軽減とルアー操作性向上を実感 !! 専用ロッドのメリット・選び方を解説。価格(金額)や仕様などアユルアーロッド選びで比較したいポイントをメーカーごとにまとめてみた。

アユイング1年目2024年はトラウト用ロッドで様子を見た。
わずか2か月で10回以上の釣行を重ね、半日で10尾以上釣れるようになったが私のトラウト用ロッドはミノーをキビキビと操作するタイプでロッド全体にハリのあるロッドだったため、鮎が掛かってもバレることが多かった。
また、2.31mのトラウトロッドはアユイング(アユルアー)には短くルアーの操作範囲に不満を感じていた。

半日で10尾以上釣れるようになった

2年目になる2025年長良川アユイングシーズン
主にバラシ軽減を期待して全長3.05m、穂先が柔らかい事が特徴のひとつであるアユイング専用ロッドを購入した。
アユイング専用ロッドを7月に購入して6回の釣行をした結果、期待通りバラシの軽減とルアー操作性の向上を実感できた。

今回の記事では、わたしがアユイング専用ロッドを使うようになって、
・なぜバラシが減ったのか?
・他に得られたメリットについて
解説したいと思う。

また、
わたしがアユルアー用ロッドを購入するに当たり、
・アユイングロッド選びのポイント
・各メーカーのアユルアーロッドの仕様と相場
について調べたので、記事後半でみなさんに紹介しようと思う。
専用ロッドの購入を検討中の方は是非参考にしていただきたい。

アユイング専用ロッド

アユイングのバレ原因は主に身切れ

アユイングは、針を鮎の身体のどこかに引っ掛ける釣り。
針が掛かるのは大抵の場合、身のどこか。

下写真のように、刺さった針は体に喰い込み、大きな力、特に急激な力が掛かると身を裂いてしまう。
身を引き裂いた針は、当然アユの身からから外れるため結果的にバラシとなってしまう。

針が身を裂く=身切れ

身切れは、針に大きく急激な力が掛かるとき起きやすくなる。

身切れが起きやすいタイミングは主に以下のタイミング
・掛かった直後、アユが逃げようと泳ぎ始める時
・鮎が流れの強い場所に入って、アユが急激な水圧を受けた時
・水面でアユが弾(はず)んでしまうとき
・水中から鮎を抜くとき



身切れを防ぐには?

身切れを防ぐには、針に急激な力が掛からないようにすることが大事。

そのために必要なのは
鮎誘導のテクニック、針選び、糸選びなど色々あるが、

どんな対策をするにしても、
まず必要なのは急激な力に追従できる柔軟な穂先だ。
下写真は私が購入したアユイング専用ロッドに負荷をかけて曲がったロッドの穂先を撮影したもの。

急激な力を吸収する柔軟な穂先



アユイング専用ロッドの特徴は身切れに強いこと

アユイング専用ロッドの特徴は、バット(根本側)は強く硬く、穂先は繊細で柔らかいこと。

穂先が特に柔らかい

特徴①穂先が柔らかい

穂先が柔軟で柔らかい理由は主に2つ。

穂先が柔らかい理由1

理由1つ目は鮎が掛かったあとの「身切れ=バラシ」を軽減するためだ。
穂先が柔軟で柔らかければ、針に掛かる急激な力を穂先がある程度吸収してくれる。
せっかく掛かった鮎の身切れを防ぐのに、アユイング専用ロッドは必要なアイテムだ。

穂先が柔らかい理由2

理由2つ目はルアーを水中で安定させるため
川の流れは一定ではなく変化を繰り返し、同じ場所でも流速は強弱を繰り返している。
柔らかい穂先は、
流速の強弱を吸収してくれるのでルアーを一定の位置で定位するのに役立ってくれる。
同時にルアーに急激な水圧が掛かった時、ルアーが回転したり水面から飛び出すのを抑えてくれる。

柔らかい穂先はアユルアーにとって最も必要な機能と言える。

穂先の素材について

現在国内メーカーから約30本のアユルアー用ロッドが販売されているが、その約半数がティップ(竿の先端部付近)にはカーボンソリッド素材を採用している。
カーボンソリッドティップの特徴はチューブラティップに比べ低反発であること。
低反発なティップはアユルアーにおける、ルアーの操作性とバラシ軽減に適している。

当記事後半の「メーカー別ロッド 仕様・スペック総まとめ」では、ティップの素材についても調査して表示するので、是非参考にして欲しい。



特徴②バットは強い

バットが強いルアーを水中で安定させるため
アユイングに使用するルアーは比較的重く、ルアーが受ける水圧も大きいから。
10g~20gくらいのミノーを川の流れの中で定位させているとロッドには相当な力が伝わってくる。
この力を柔らかいベリーとバットで受けようとすると、ロッド全体が大きく曲がってしまいルアーを安定的に定位するのは困難になる。
そのため、アユイング専用ロッドには強くて硬いバットが必要となる。



特徴③長い

アユルアー用ロッドの全長は約3mと長い。
長い理由は
ルアーを自分の下流側で定位させるアユルアーにおいて、ロッドが長ければ長いほどルアーを広範囲に定位させることができるためアユルアー用ロッドは長めの設計となっている。



専用ロッドを選んで得られるメリット

前項で解説したアユイング専用ロッドの特徴を要約すると、アユイング専用ロッドを選択して得られるメリットは主に以下3点

メリット①

柔軟なティップ設計で鮎の身切れを防ぎバラシにくいこと。

メリット②

柔軟なティップと強めのバット設計で、強い流れの中でもルアーを定位させやすいこと。

メリット③

長めのロッド設計なのでルアーを広範囲に操作しやすいこと。

アユルアー専用ロッド



専用ロッドを購入するデメリット

アユルアーを始めるにあたり専用ロッドを購入するにあたり特筆すべきデメリットは見当たらないが、しいて言うなら以下1点があげられる。

アユ釣りに限った話ではないが、デメリットは専用ロッドをせっかく購入してもアユルアーになかなか行けず、宝の持ち腐れになる可能性があることだ。

アユ釣りは川での釣りなので増水すれば釣りができない日もある。
アユルアーに面白みを感じない人もいるかも知れない。

そのため、トラウト・エギング・メバル用ロッドなどの代用できるロッドを持っている人は、まずはそれを使ってみることをおすすめする。

まずは代用できるものを使ってアユルアーを始めてみて、アユ釣りに魅力を感じた人は専用ロッド購入を検討するのが良いと思う。



アユイング専用ロッド選びのポイント

たくさんのアユを釣るためには、せっかく掛けた鮎をバラさない事が大事。
アユイング専用ロッドを使って身切れを減らせば、たくさんの鮎が釣れるようになる。
ここからは、アユイング専用ロッド選びのポイントを紹介する。
アユイング用ロッド選びのポイントは主に6つ

①全長

長いほど左右に探れる範囲は広がるが、長いほど近くのポイントを狙いにくい。
長いほど穂先に糸が絡んだりした時の対処が大変になる。
2.9m(9ft.6inc.)程度を基準に検討すると良い。

②継数/仕舞寸法

長いほど置き場所と持ち運びに不便。
継数は2本で仕舞寸法150㎝弱が一般的。
電車・バスでの移動など、コンパクトな持ち運びが必要なら4本継などを選んだ方が良い。

③適応ルアーウェイト

アユルアーのウェイトは10g~20gのものが多い。
使っているルアーのウェイトを確認しよう。

④金額

高いほど性能は良いが予算には限界がある。
なるべく性能が良いロッドをなるべく安く買いたい。

⑤リールの種類

スピニングとベイト

アユルアーに適したリールはベイトかスピニングか?
リールもロッドも新調する場合はベイトで始めてみるのがお勧めだ。

アユルアーでは、ラインをフリーにして流れの先にルアーを送り込むこと多い。
そんな時、親指のワンタッチ動作でクラッチを切りラインフリーにできるベイトはすごく使い勝手が良い。

また、スピニングリールの利点はキャストトラブルが少ないこととルアーの飛距離が出せる事。
アユイングはキャスト数が比較的少なく、飛距離もさほど必要ないためフルキャストすることはないため、アユイングにあえてスピニングを選ぶメリットはさほど無いように感じる。

わたしのようにもともと所有しているスピニングリールを使用したい場合はスピニングを使えば良いと思うが、アユルアーに適しているのはベイトと言えるだろう。

⑥ティップ(穂先)の素材種類

アユルアーロッドのティップ(穂先)素材は大きく3種類に分類できる。
1種目は、ロッド本体同様にカーボンシートを巻いて仕上げた筒状のチューブラトップ。
2種目は、チューブラトップに比べ低反発なカーボンソリッドトップ。
3種目は、カーボンソリッドトップに比べ、よりしなやかで感度の良いスーパーメタルトップ。(ダイワのみ)

現在国内メーカーから約40本のアユルアー用ロッドが販売されているが、その約半数がティップ(竿の先端部付近)にはカーボンソリッド素材を採用している。

カーボンソリッドティップの特徴はチューブラティップに比べ低反発であること。
低反発なティップがアユルアーにおけるルアー操作性とバラシ軽減に適している。

ダイワのAYUING EX にのみ採用されているスーパーメタルトップはカーボンソリッドトップよりもしなやかで感度の良い最新テクノロジー。気になる素材だ。



メーカー別「アユルアーロッド 仕様スペック総まとめ」

せっかくアユルアー用ロッドを買うならスペックを比較して選びたい。
アユイングまたはアユルアーは数年前に始まった新しいスタイル。
そのためロッドを製造しているメーカーも種類も、現在はそんなに多くない。

とは言っても、2025年8月現在でもすでに30種類以上はあるアユルアー用ロッドのスペックや市場価格について各ホームページや通販サイトで検索し比較するのは、なかなか手間の掛かる作業だ。

そこで、
わたしは皆さんに変わり有名メーカー6社が2025年8月上旬時点でリリースしている専用ロッドについて、全てのロッドについて以下7項目を調査した。
Ⓐメーカー名
Ⓑ商品名
①全長
②継数/仕舞寸法
③適応ルアーwt
④金額(※2025年8月上旬の目安金額)
⑤リールの種類
⑥ティップ(穂先)の種類(※メーカーが明記している場合のみ表示)

次項以降、
青字部分をクリックすると、アマゾンまたは楽天のいずれか通販サイトへジャンプすることができる。
ジャンプ先ページから安い価格を調査しているので、その点も是非確認して欲しい。



ダイワ「アユイングロッド」計12本

JACKALL(ジャッカル)×計8本

さいごに

アユをルアーで狙うのは、すごく楽しい釣りだ。
いつも簡単に釣れるわけではないところが面白い。

同じ場所で毎回同じように釣れるのではなく、同じ場所でも釣れない時がある。
水温、時間帯、水量など、いろんな要素が絡み合ってアユの居場所は変化する。

釣れない時間は不安や苛立ちを感じることもあるが、地道に時間をかけてアユの居場所を見つけた時 良型のヒットが続いたりする。

そんな時は笑いが止まらなくなるほど楽しくて面白い。

アユ釣りに限った話ではなく
楽しい釣りの時間 魚との出会いにおいてロッドや道具の存在は大きい。
良い魚が釣れた時ほど、その時使っていたロッド、リール、ライン、ルアーはよく覚えているし繰り返し使いたくなる。

こだわって選んで準備した道具を使って逃した魚はあきらめがつくが、適当に選んで準備した道具を使って逃した魚はあきらめがつかない。

わたしが新しい釣りを始めるときは、まず安価な道具や代用品を使ってやってみる。
うまくいけばもっと上手くなりたいと思うし、失敗して悔しい思いをしたらもっと上手くなりたいと思う。

どっちにしても、上手くなりたいと思うしもっと良い道具が欲しくなる。

そんなアングラーさんは少なくないと思う。
このブログはそんなアングラーさんたちの道具選びのヒントになれば幸いだ。



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