2022年11月5日(土)
「フィッシング母袋の魚はヒレが大きくて引きが強い」という情報が前から気になっていたので 紅葉を見がてら遊びに行ってきました。
フィールド
フィッシング母袋は郡上市大和町、標高約700mにある管理釣り場(エリアトラウト)です。
50m×50m水深1m~3m程度のポンドに30㎝前後のニジマスを中心に その他40㎝を超えるニジマス、ブラウン、イトウが悠々とおよぐフィールドです。
水質に関して
透明度は数十センチ~1m程度なのでクリアとは言えませんが、山からの湧水を数か所から流入させており、ポンドには時計回りのゆるやかな流れが作ってあります。
流入5か所、水車、シャワー放水1か所が設けてあるため、クリアではないものの水中の酸素量は多く水質も良好かと思われます。
実釣
オープンはam7:00
7時頃から開始のお客さんは4名。
常連さんらしき人の情報では人数は少ないほうという事でした。
気温は7度、水温は11度。
いざ、キャストを開始します。
いつも通り、1.8gのスプーンで様子を見ます。
ゴールド、イエロー、ピンク、茶色とローテーションしますが、やる気のないチェイスのみです。
30分くらい経過して、周りの人は釣れていましたが私にはヒットがありません。
少し焦ってきたところで、思い切ってプラグの投入です。
クーガシンキングは重さがあるので、遠投が効きますしウォブリングアクションが強めなので広範囲に活性の高い魚にアピールできます。
遠投して、水深50㎝くらいのところを巻いてくると、1投目からチェイスがありました。
そして2頭目で待望のヒットです。
ここでの1尾目は30㎝ちょいのニジマスでした。
うわさ通りにヒレピンの虹鱒でサイズの割には良くひいてくれました。
その後、クーガシンキングを何投かしましたが反応はありませんでした。
そのあとは、いつも使っているクランクをローテーションしますがチェイス止まりです。
簡単に釣れそうにないので、軽量0.8gスプーンのゆっくり巻きやってみました。
作戦成功で、なんとか数匹ヒットさせました。
秘密のルアー投入
朝9時くらいまでに数匹釣ったところでクランクとスプーンで釣れる気がしなくなってきました。
引きが強かったので、そこそこ満足感はありましたが、まだまだ釣りたくてしょうがありません。
そこで、自分のなかの新ルアーを3つ投入です。
1つ目
1つめは58mmシャッドの通常フローティング。
ヴァルケインのシュヴァーン シャッド(schwan S)末尾のSはシャッドの略です。
これを「ハンドル半回転したら止める」を繰り返していたらキレイなニジマスがとびついてくれました。
表層付近でのヒットでだったので、スリリングでした。
これぞルアーフィッシングという掛け方でした。
2つ目
2つめは58mmシャッドのハイフローティング。
ハイフローティングとは浮力が大きく浮き上がりの強いタイプです。
使ったのはヴァルケインのシュヴァーン シャッド ハイフロート(schwan S HF)間ののSはシャッドの略、HFがハイフロートの略です。
これも「ハンドル半回転したら止める」を繰り返していたらキレイなニジマスがとびついてくれました。
通常モデルよりもキビキビとした動きになるため、通常フローティングモデルで反応しなかった魚が口を使ってくれました。
これもまた、表層付近でのヒットでだったので、かなりスリリングで「これぞルアーフィッシング」という掛け方でした。
30センチ台後半のヒレピンフィッシュの引きは最高です。
簡単に釣れない状況の中、
大きなルアーでヒレピンの魚が釣れて大満足できました。
3つ目
3つ目は70mmジョイントルアーです。
上からみるとヘビのようにウニャウニャした動きをします。
何をやっても釣れないときは、誰も使っていなさそうなルアーを使うことも大事です。
シンキングなので沈めれば深いところも攻めれますが、表層の方が魚の反応が良く見えるので、表層をゆっくり巻いてみました。
見てるだけで楽しいルアーですが、魚のチェイスがあると さらに楽しいルアーです。
しばらく魚のチェイスを見るのを楽しんでいましたが、チェイスしていたのとは別の魚が急に振り向きざまにバイトしてくれました。
これも、スリリングな時間を味わえて大満足できました。
釣り場の印象
フィッシング母袋は30センチ以上はリリース、放流は月に約2回、という釣り場です。
そのため、コンディション(体格やヒレの形状)の良い魚が残る一方で、ポンドに残っている魚は「ルアーに慣れすぎてスレが半端ない」という印象を受けました。
そのためか、この日は「投げて、ただ巻いてくる」で簡単に釣れるフィールドではありませんでした。
ただ、どうゆうルアーをどう使っているのか分かりませんが、釣れてる人は釣れているのも事実で自分は6時間で12本でしたが20本以上釣っているかたもいましたし、それ以上釣れているかたもいました。
釣果の差は「ルアーや操作テクニック」の引き出しの量「差」ではないでしょうか。
私としては、フィッシング母袋の魚は「サイズは30センチ以上、体格やヒレのコンディションも良く、釣れると良く引いてくれる」のでトータル的には楽しかったです。
魚はルアーを見れば見るほどルアーに慣れてルアーに反応しなくなります。
管釣りの経験の浅いかたや初心者のかたは、月に2回程度の放流日後付近や休日の前日、連休初日が釣りやすいかと思います。
管理釣り場(エリア)でのルアーフィッシングは「魚がいっぱいいて簡単に釣れる!」と思われがちですが、
実際には、釣り場に限らず気候や放流状況によっては初心者のかたや持ちルアーの少ないアングラーさんが「ボウズ」!なんてこともあり得る「釣り」です。
どこのエリアに行くにしても放流情報や口コミなどの情報を集めてから出かけるようにしましょう。
さいごに、
空気がキレイで景色が良いのもフィッシング母袋の魅力です。
釣果アップの秘訣
コツ・ルアー・タックル
毎年、渓流禁漁期に数回エリアトラウトを満喫する私ですが、これまで確実に釣果を伸ばしており、2桁釣るのが普通になってきました。
管理釣り場は自然釣り場と違って魚が絶対に居ることが前提のフィールドですので、いくつかのコツやテクニックを覚えれば比較的簡単に2桁以上の安定的釣果を得られるということに気が付いたからです。
当ブログには釣果アップのコツやテクニックをわかりやすく丁寧に解説する記事があります。
釣行回数の少ない方や、特に初心者の方にとっては釣果アップのヒントになるかと思いますので、是非参考にしてみてください。
↓タイトルか写真部分をクリックすると無料記事が読めます↓
www.nagaratossi.com
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偏光サングラス
初心者のかたや、誰かについてきたアングラーさんは偏光サングラスをかけていないことをよく見かけます。
偏光サングラスは目を守るためにも必要ですが、管釣り(エリアトラウト)をさらに楽しくするためにも是非着用して欲しいアイテムです。
下の写真は裸眼と偏光サングラスの比較の写真になります。
裸眼では魚の姿が見えなくても、偏光サングラスを掛けると魚が見えるようになります。
魚が見えていたほうがチェイスやバイトなどの反応が見えるため、スリリングなゲームが楽しめます。
見えかたの差は上の写真よりも実際のほうが大きいと感じます。
偏光レンズは釣りを楽しく安全にするだけでなく、釣果も伸ばしてくれるアイテムです。
興味のあるかたは「偏光サングラスに関する選び方やオススメ品についての記事」がありますので良かったらご覧にください。
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