9月19日㈯
毎月最終土曜日が出勤日の私にとって、今回が今シーズン最後の釣行でした。
1週間前の予報では19日は雨の予報でしたが、日を追うごとに晴れの予報へと変わっていきました。
停滞前線の影響を受け岐阜県内では雨が続いていましたが、幸運にも今日は気持ちの良い晴れとなりました。
午前6時に標高500m前後の渓流付近の駐車帯に着くと、外気温は17度。
最高気温も予報では25度前後です。
9月は装備選びに困る月です。
厳しい残暑の残る年では上流部でもウェットスタイルが適していますし、
秋の訪れが速い年ではウェーダーでのドライスタイルが最善となります。
今日はどっちにしようか考えます。
まず、車外へ出ると半袖では肌寒さを感じました。
そして予想最高気温25度。
今日は入渓前、脱渓後の徒歩は少なめ。
膝深さまでの川渡りが多めのポイントなので、ウェットスタイルではなくウェーダースタイルを選びました。
ウェーダースタイルの欠点は運動すると暑くなること、
水没した時に溺れやすいこと、トイレが不便.....などが挙げられますが、
なんといっても最大の利点は素肌が濡れないことです。
(ウェーダースタイルにもウェットスタイルにも一長一短ありますので、10月以降の禁漁期に詳細記事をまとめたいと思っております。)
装備が整いましたので、いざ入渓です。
100m程度の獣道を進み、キレイな渓流へと降り立ちました。
川幅は5m程度の小渓流ですが、深みが多く、長いストレートの多い川で大物が期待できる渓流です。
時刻は7時。
水温は16度。
渓流魚にとっては過ごしやすい温度です。
浅い瀬でのチェイスはありませんが、淵や長いトロ瀬では1つのポイントで数本の影が現れます。
まずまずの魚影です。
黒い影が多いのでイワナがほとんどだと思われます。
魚はたくさんいますが、喰いつきが悪い状況。
スプーンも試してみましたが、やっぱりミノーへの反応が良いみたいです。
ヒットはないものの、チェイスが多いので楽しい時間が流れます。
視認性の良い、蛍光グリーンバックのシンキングミノーでイワナじゃらしを楽しみます。
そんな状況で ボウズのまま1時間程度が経過しました。
楽しいとは言え そろそろ1本欲しいところです。
もうすぐ8時半。
喉が少し乾いてきたので 一息 休憩をいれます。
ふと自分の固定観念に気が付きました。
「緩いところばっかりやってるけど、速い所にも居るかも!」
そう思い、早めの瀬にもミノーを通してみることにしました。
白泡のすぐ脇にミノーを投じ 沈めず すぐにリーリングを開始、
トゥイッチを始めると
間もなくロッドに魚信が伝わりました。
小刻みでたたくような引きと白い魚体のローリングが見えます。
イワナしか生息しないと思っていた渓でしたが、アマゴのヒットでした。
秋も間近な9月下旬ですが、夏色のアマゴと出会うことが出来ました。
ずっと見ていられる美しさです。
生きた渓流魚ほどキレイな生き物を他に見たことがありません。
渓流釣りをはじめて十数年になりますが、年数を重ねるほどに渓流魚の美しさに魅了され、
尊さを感じるようになってきました。
まさに宝石です。
ちょうど吹いてきた心地の良い谷風もあいまって、最高の癒しを感じることができました。
今回もほとんど同じミノーを投げ続けました。
安くて使いやすくて釣れるミノー
ダイワのシルバークリーク50Sです。
その後、同じくきれいなアマゴを1本追加して10時ころからイワナタイムが始まりました。
イワナタイムに関しては「晩夏の渓流、後編~尺イワナ達との戯れ~」を追って投稿したいと思います。
タックル紹介
ロッド:アングロカンパニーパラゴン523 支流
リール:シマノ19ヴァンキッシュC2000SHG(使用感についての記事はこちらをクリック)
ライン:バリバス トゥイッチマスター5lb
ルアー:ダイワシルバークリークミノー
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