第10話「アルミのウロコ模様加工と貼りつけ」2020年8月29日
アルミテープをカット、鱗模様加工、アルミ貼りつけ、アルミの段消しの順に作業を進めます。
アルミテープのカット
バルサに貼りつけるアルミには建材用のアルミテープを使用します。
当初キッチン用のアルミ箔を使用してましたが、仕上がりがシワシワになったりと見映え良く仕上げることができなかったので使用するのをやめました。
アルミテープに型を当ててニードルで外周に印をつけます。右用3枚、左用3枚の合計6枚の作業完了です。
ハサミで切り出したら次はウロコ模様加工です。
ウロコ模様加工
独特なやり方かも知れませんが、
私はカッター刃の背で跡を付けてウロコ模様をつけています。
インターネットで良く見るヤスリを使うやり方は上手く出来なかったからです。
作業に移ります。
まず、切り抜いたアルミの両端をマスキングテープで軽く固定します。
これをやらないとアルミテープが動いて作業が上手くいきません。
金属の定規を当て、頭からお尻に向かって線をつけていきます。
角度を変えて交差する線を付けたら出来上がりです。
深めに跡をつけるとフラッシングがやや強めになります。
力の入れ具合でルアーの印象も変わります。
2本の線の角度を変えると、予想以上にルアーの雰囲気が変わるので面白いですよ。
ミノー3個分の加工が完了しました。
アルミの貼りつけ
アルミテープはいきなり貼りつけたらいけません。
まずはバルサボディに形をなじませます。
ボディの真ん中から外に向かってアルミテープをなじませます。
両面ともなじませたら、アルミテープの台紙を剥がしてバルサに貼りつけます。
アルミの段消し
まずは竹串の側面を利用して端部をこすりつけていきます。
ここで力を入れすぎるとバルサの形がつぶれたりするので注意してください。
このあと紙ヤスリで段差を削るので、完璧に段差をとらなくても良いです。
竹串のあとは紙ヤスリで段差を削ります。
ここでも#240番の使い古しを使用します。
ロット番号の刻印
竹串で西暦とナンバーを刻みます。
これをやらないと、いつ作ったものかわからなくなります。
今日の作業はここまでです。
次回
さて次回は、塗装までのディッピングです。
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