長良とっしの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

檜と広葉樹の森でヤマトイワナ探し

山の日8月10日㈪。涼とヤマトイワナを求めて上流部へ出掛けました。
しかしながらコロナの影響もあり近場での釣行です。
釣り開始はスロー目な9時。
連休3日目ということもあり川原の砂地には足跡がちらほら。
ヤマトイワナ狙いなので、先行者覚悟で釣りを開始しました。
長かった梅雨も明け、毎日雲の少ないの日々。
木漏れ日を感じながら釣りを楽しみます。
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しばらく遡行を続けますが、大場所でのチェイスが全くありません。
それどころか、小場所でもチェイスがありません。
長梅雨の影響で適度な水量のある夏の上流域。
状況は良いはずですが、どうしたことでしょう。
入渓時に気が付いた足跡は遡行するほどに数は減り目立たなくなっていたので、
今日の足跡では無いと考え始めていました。

そしてその後も流れにルアーを投じていきました。
1時間に1回ほどヒットがありますが、ビックリするほどのチビチャンです。
反転流に乗せて丁寧に送り込んだ堰堤の深場で、シンキングミノーに喰いついたのもこんなチビチャンでした。↓
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大場所でこの結果。
釣れないよりは良いですが少し悲しいです。
今日のポイントは最上流部という事もあり、魚がいないはずはありません。
1級ポイントから3級ポイントまで、手当たり次第に探っていきました。
魚の反応が得られないこんな日は、1つのポイントでもアップ→クロス→ダウンとねちっこくルアーを通していきます。

やがてたどり着いた2級ポイント。
それほど水深はありませんが流心の奥に岩が点在しており、奥行きがあります。
しかも上に枝が張り出しており、ルアー以外では狙いにくいポイントです。
シンキングミノーを岩の奥に投じ、流れに対してクロスにミノーを引いてきます。
もちろん小刻みなトゥイッチをしながら岩をなめるようにミノーを通します。
すると岩陰から影が現れました。
しかし、手前の流心はかなり浅め。流速も早く、影はミノーを追いかけるのを止めてしまいます。

ミノーが流心に入る前の時間を少しでも長く出来ればヒットに持ち込めそうです。
自分の立ち位置を上流へ移動し、同じ位置にキャストします。
こうするとルアーは1投目より上流を向き、流れを横切るまでの時間が長くなります。
すると予想通り再度、影が現れました。
そして流心に入る直前の「小刻みトゥイッチにより平打ちさせたミノー」に思いっきり喰いついてくれました。
思った通りに釣れたイワナは、キレイな色白のヤマトイワナでした。
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背中にも白点が見えないのでヤマトという判定をしました。
しかし家に帰って写真を見てみると、背中うっすらと白点があるようにも見えます。
やはり日光イワナとの交雑種なのでしょうか。
実際のところ、よくわかりませんが、今回釣れた魚はキレイでした。
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以前、今回のイワナよりもヤマト色の濃いイワナを釣ったことがありました↓
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背中に白点がなく体側に鮮やかな朱点のあるイワナは、なぜだかとても美しく感じられます。
本当の自然が生み出した模様というのは、本能的に美しいと感じるのでしょうか。
テレビでしか見たことはありませんが、純粋な日光イワナもまた美しく感じます。

今回の釣行。
イワナとの出合いは期待ほどありませんでしたが、キャスト回数がかさんだためか疲れました。
途中の腹ごしらえは重要です。
今回は賞味期限が切れそうだった非常食のご飯とカップヌードル、ウィンナーを食べました。
毎回思いますが、大自然の中で食べるお昼ご飯はおいしさ100倍です。
キャンプ用コンロがあると、温かいものが食べれるのでさらにおいしさ倍増ですよ。
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疲れを癒したら釣り再開です。
その後も2時間程度はキャストを続けましたが、良い反応は得られませんでした。
唯一、さきほどの良型が出たポイントと同じようなポイントで尺近い大物が現れドキドキしましたが、
バラしてしまいました(涙)
そんなこんなで落ち込んでいると上流から複数の人影が見えてきました。
話をしてみるとその4人。今日、私と同じ箇所から入渓し
なんとシャワークライミングをしていたらしい。
しかも、おいしそうなポイントだけルアーでたたいていたそうな。

その事実を知り
「そりゃ釣れんわな」
「どうりで足跡が少ないわけだ」
「って言うか、良く釣れたな」
と思わず独り言を言ってしましました。

今まで、入渓点を失敗して釣果に恵まれなかったことは一度や二度ではありません。
自分の洞察力の低さが悔やまれます。
今回の後悔は今後に活かしたいと思います。

しかしながら、納得のイワナ1本に出合えたのは良かったです。
最後に今日使ったルアーの紹介です。
本日も操作しやすい5センチのシンキングミノー、ダイワのシルバークリークを投げ倒しました。
カラーは視認性の良い背がピンクのものを使いました。
今日の良型イワナも、もちろんこのルアーでのヒットです。
流れから飛び出しにくく、ロッドアクションに素直に反応し良く平打ってくれるミノーだからこそ、
数少ないチャンスを思い通りにヒットへ持ち込めたのだと思います。
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途中、根掛かりによりシルバークリークミノー50Sをロスしてしまったので終盤はTIMONの流心53を使いました。
このルアーもまた流れから飛び出しにくく、沈降速度が速く、平打ちさせやすいルアーです。
これもまた、使いやすいルアーです。
本流から支流まで使える5センチミノーです。
コスト的にはシルバークリークに軍配が上がりますが、ルアーケースに1つは入れておきたいルアーの一つです。

タックル紹介
ロッド:アングロカンパニーパラゴン523 支流
リール:シマノ19ヴァンキッシュC2000SHG(使用感についての記事はこちらをクリック)
ライン:バリバス トゥイッチマスター5lb
ルアー:ダイワシルバークリークミノー、
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