第7話「針金の加工と溝彫り」2020年4月26日
コロナの影響で家族で外出することも減り、最近は時間を持て余しています。
ですが、自分だけ呑気に釣りに行くわけにもいかないため、休日は家族みんなで家の中で楽しめることを探しては過ごす日々です。
そこで私は、家族の反感を買ってまで釣りに行くのは諦めて、家で釣り具を触ったりミノーを作って楽しむことにしました。
未完の2019年モデルを今シーズン中に仕上げるのも夢じゃあなくなりました。
良かったらみなさんもミノー作ってみませんか?
さて、本題に入ります。
今回は、針金の加工と溝彫りです。
まず、針金を10センチくらいにカットします。
材質は、錆びにくいステンレス製を選びましょう。
私が使用しているのは下の製品になります。
近所のホームセンターで買いましたが、通販でも売っているようです。
板に打ち付けた釘でアイの部分を曲げます。
手で針金を曲げた後にラジオペンチでしっかりと曲げます。
下写真のようなデザインに合わせて針金を加工します。
途中からは前回仕上げたバルサのシルエットに合わせて針金の曲がりなどを調整します。
3つ出来ました。
私は針金の先端が開いてこないようにセロテープで固定しています。
位置と長さの調整が終わったらテープで仮固定します。
バルサとバルサをシルエットがずれないように合わせます。
シルエットがずれないよう注意しながら、指の腹を使って押さえつけ、バルサに針金の跡を付けていきます。
指先で強く抑えるとバルサが窪んだりしますので注意が必要です。
指の腹を使うようにしましょう。
バルサを開き、油性マジックで針金の跡をなぞって行きます。
インクを出すために筆圧が必要なボールペンでは上手になぞることが出来ません。
マジックがおススメです。私は極細が使いやすいと思います。
アートナイフを使って溝を掘っていきます。
デザインナイフや彫刻刀も使用しましたが、アートナイフが一番やりやすかったです。
断面がV字になるように、マジックの線に対して左右から斜めに刃を入れます。
ここで注意点が一つ。
木材の端部を削るときは、木材の内側に向かって切るようにしましょう。
木材の外側に向かって刃を動かすと、木材の端部がポロっと取れてしまうことがあるからです。
溝彫り完了です。
ここまでの材料と各工具はホームセンターでも購入可能です。
不要不急の外出を避けるためには通販も便利ですね。
一体いつまでコロナの影響が続くのやら。このまま自粛ムードが続けば堂々と釣りに行くことも出来ません。
お家で過ごして感染拡大を予防することで、少しでも早く日常が戻ることを願います。
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