長良とっしの釣りブログ

渓流・本流ルアー。主に長良川水系でのサツキマス、アマゴ、イワナ釣行記。釣り方、タックル、ルアー、道具、ウェアについて自身の経験をもとに紹介。

板取川支派川で釣り修め2019年9月29日

2019年の釣り修めは板取川支派川にしました。
当ブログ内の「長良川水系の漁協、トラウト紹介」カテゴリ]内で一番訪問者が多かったのが板取川支派川増殖組合紹介ページでしたので、今シーズン最後のフィールドに選びました。

正直に言いますと、私がこのエリアで釣をするのは約3年振りとなります。
自宅から比較的近いにも関わらず久しぶりの釣行になったのには、実は理由があります。

5年ほど前の釣り修めの時、板取川支派川のある谷で転んで指が反対方向へ曲がってしまった事があったのです。
いわゆる脱臼です。

2014年9月の釣修め。なんでもないチャラ瀬。何の警戒もなく川を渡る途中で、20cmくらいの玉石上で左足を滑らし、大きく右方向へと足がスライドし転倒。そして左手でとっさに受身をとったとき、瞬間的に薬指が石にはさまってしまったのでした。
すぐに曲がった指はもとに戻しましたが、その後ひどい腫れ、激痛、少し後遺症も残りました。

それ以来、自然と足が向かなくなっていたからです。

他にも、足が向かない理由があります。

林道から捨てたと思われるゴミが非常に多いのです。マナーの悪い釣り人だけではなく、家庭からのゴミも目立ちます。非常に残念なことです。

ですが、「キレイな渓相」と「透き通る水」、そして「キレイな渓流魚」に魅力を感じるのも事実です。

板取川支派川の良いところに期待をして、今回は釣修めのフィールドにすることにしました。

今回入った川は3本です。

最初はくずれ谷で、出合いから橋までを釣り上がりました。
その後がタラガ谷で、出合いから大堰堤少し上流までを釣り上がりました。
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全体的に渇水気味だったので、水量の多い川を選ぶべきでしたが、前日仕事、翌日も仕事だったのでナマカワをして下流部の小河川を選びました。
もともと水量が少ないうえに渇水気味だったので魚の反応はイマイチでした。
f:id:nagaratossi:20190930222514j:plain
たまにルアーを追って来ても、10センチ程度の超小物ばかりです。
ただでさえ状況の悪い中、砂地には数日以内のものと思われる足跡も確認できます。禁漁前に人が大勢入ったかも知れません。
調子の悪いまま10時半。この2本の河川では、チビチャンを2本掛けただけでした。
このままではダメです。やはり上流の人が入りにくい場所が良いと判断。
もっと上流の河川を目指すべく脱渓と車での移動を決め、タラガ谷の林道を下りはじめました。しかし、その途中 猿の群れに遭遇し、群れがいなくなるまで1時間半程度足止めを喰らってしまいました。

猿は逃げるわけでもなくマイペースに林道付近を歩いていました。
猿に会ったときは「目を合わせない」「歯を見せない」ほうが良いそうです。こちらが「目を合わせたり」「歯を見せる」と猿は人間から威嚇されていると感じるそうです。そのため防衛のために人を襲うことがあるみたいです。
猿の個体にも性格差があるみたいなので、「こうすれば絶対安全」というのはないと思います。近づかないのが一番です。

最後の川に選んだのは明石谷です。カオレ渓谷と同じくらい上流部です。
そんなに釣り人はいないだろうと予測しておりましたが、大ハズレでした。

比較的水量の多い区間で、自分が知っている入渓点数か所には既に車が停まっていました。
今日は3時までしか釣ができません。
この時、すでに時刻は午後1時でした。
時間がないのでしょうがありません、草を踏んだ跡はあるものの、車が停まっていなかった入渓点から2時間頑張ることにしました。

数時間前か前日に入ったであろう先行者の後を釣ることにしました。

やはり先行者の後は釣れません。
全くチェイスがありません。
先行者ではなく、魚の活性が低いだけなのか、もやもやした気持ちで上流を目指します。
通常4時間くらい掛けて釣る区間を、2時間くらいで釣り上がりました。
良いポイントはたくさんあるのに魚の反応少なすぎです。
f:id:nagaratossi:20190930222607j:plain

もうすぐ200mくらい間を開けて、脱渓点が2か所あります。
つまりチャンスは残り約200mということです。

正直もう何も起こらないと思っていました。
しかし、今までの釣人生の中で、ボウズ覚悟の場面「最後の一投」とか「最後のポイント」と決めてから、奇跡的にいい魚が釣れたことが数回あります。
「今回も奇跡は起きる」と気持ちを改め集中しました。
そんな時。目の前に良いポイントが現れました。
15m位ある長いストレートで、落ち込みから数メートルは水深のあるポイントです。

1投目では何も反応がありませんでしたが、2投目に少し沈めてからミノーを巻いてくると何やら大きな「淡い色の影」が狂ったようにミノーに襲いかかって来ました。

ほんの僅かだけタイミングが合わずバイトに至りません。

3投目、少しミノーからの距離は離れましたが、まだ勢いよく追ってくる「淡い影」。これも、タイミングが合わずバイトに至りません。
おそらく25㎝超えの色白美アマゴでしょう。

4投目。
もう「淡い影」は姿を現しませんでした。

そうです。
そうなんです。
私の2019年釣り修めは、まさかの「ボ」で幕を閉じたのです。
期待に沿えずすみません。
キレイな魚の写真も撮れませんでした。

崩れ谷とタラガ谷のちびちゃん2本も、実は無念のバラシだったのです(涙)

まあ、でも、最後にドキドキできたから良かったです。

最後に。
やっぱり、魚の反応の悪さは人的要因だったのかも知れませんね。
入渓点と入渓点に挟まれた200mで、奇跡的に竿抜けしていたのではないでしょうか?
それとも、3時前後に魚の活性スイッチがONになっただけでしょうか?
うまくいかない時もありますね。

さあ、これから禁漁期。
そろそろハンドメイドミノー再開しようかな。

↓今回お見せ出来なかった板取の渓魚の写真載ってます↓
www.nagaratossi.com


使用タックル
ロッド:アングロカンパニーパラゴン523
リール:シマノ19ヴァンキッシュC2000SHG(使用感についての記事はこちらをクリック)
ライン:バリバス トゥイッチマスター5lb
ルアー:イトウクラフトボウイ50流芯53HW、自作ミノー
ランディングネット アトリエヴェリテS260特注
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