今回は、わたしが2月の解禁から禁漁までのほぼ1シーズンお世話になっているファイントラック社の ドライレイヤーウォームタイツ と ドライレイヤーインナーソックス について紹介したいと思います。
ファイントラックは「遊び手が創り手」がモットーの「登山や大自然でのアクティビティを快適にするためのウェアを創出するブランド」であり、
ファイントラックの提案するドライレイヤーとは吸汗速乾性のベースレイヤー(従来の肌着)の下に着るマイナス1着目の快適ウェアです。
ドライレイヤーはファイントラックだけが提案する技術で、快適性が高くておススメなので紹介したいと思います。
写真左が新品のファイントラック アクティブスキン タイツ(※リニューアル現在はドライレイヤーウォームタイツ)写真右のが6年ほど使用したもの、当時の製品カラーは灰色でした。
手前はファイントラック スキンメッシュソックスレギュラー(※2022年リニューアル現在はファイントラックドライレイヤーインナーソックス)。
ドライレイヤーの特徴
撥水性が高く保水性が低い生地で出来ているので、フィットする吸水性の高いウェアの内側に着ることで、肌の汗や水を外側に追い出して肌をドライに保ってくれるインナーウェアです。
撥水性の維持と低下について
撥水性を長持ちさせるために洗濯洗剤はシリコンの入ってない液体アタックネオなどを使い、マメに行っていました。
メーカーによると洗剤にシリコンが入っていると撥水性が落ちるそうです。
私の場合は3~4年目くらいから撥水性が落ちてきました。時おりメーカー推奨のアイロンによる撥水性復活作業もしてきましたが、最近はどうにも性能低下が否めなくなっていました。
春秋はウェーダーのインナーとして、夏場はウェットでファイントラック,フラッドラッシュのインナーとして装着しますが、以前は感じにくかった水から上がったあとの「濡れてる感」「ベタつき感」が増してきていたので新調しました。
※メーカーから専用の洗濯洗剤が販売されているので、そちらを使用すると安心です↓
私の1シーズン通しての使用感
アクティブスキンを履くようになってからは、以前より快適な渓流ルアーフィッシングが出来るようになりましたので紹介します。↓
残雪の源流釣り
雪道を一時間以上歩いて入川。川への立ち込みは少なく、入水は横断時に膝下まで。そのため、クロロプレンのウェーダーでは徒歩で暑くなりすぎるため
透湿性のウェーダーを履きます。
ウェーダーの下にランニング用タイツ、一番下にアクティブスキン。
気温が10℃以下の寒い環境でもポイントまでの徒歩の移動は登り坂であることが多いので、透湿性の生地でも徒歩時の発汗と結露でウェーダー内部は湿ります。
アクティブスキンにしてからは、発汗後の汗でベタベタの不快感がなくなりましたし、その後じっとしている時の寒さも感じにくくなりました。
春秋の渓流・本流
雪も解けてポイントまでの徒歩は減ります。
立ち込みが少ないなら透湿性のウェーダー。
徒歩が少なめで、立ち込みが多めならクロロプレンのウェーダーを履きます。
ウェーダーの下にランニングタイツ、一番下にアクティブスキン。
立ち込み時間が長いと結露しますがベタつきを感じにくくなりました。
夏の源流~本流
雨の日は透湿性のウェーダーを履くこともありますが、曇りや晴れの日はアクティブスキンの上にフラッドラッシュを履いてウェットウェーディングします。
フラッドラッシュはわりとしっかりした生地ですが、ポイントまでの徒歩が長くても以外に蒸れません。
ポイントに着いたら川へ入ります。川へ入れば水の冷たさを感じて気持ちよく、陸に上がってもベタベタ感がありません。
以前は一日ウェットでウェーディングして、足の皮膚がふやけ➡ただれる➡乾いて➡カユくなることがありましたが随分と軽減できました。
このカユくなる現象ですがネオプレンソックスのインナーもファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュソックスを履くようになって改善されました。
スパイルフィルソックスを履いてなくても改善されました。履いたら、もっと快適になるか試したいです。
おすすめインナータイツ
1シーズン通してドライレイヤーウォームタイツはオススメです。ベタベタ感やひんやり感が少ないです。
お手持ちの吸汗速乾性タイツの下に着用して、快適さを体感してみてはいかがでしょうか?
※今回紹介するファイントラックの商品は撥水機能を備えており、柔軟成分や漂白成分を含んだ洗剤で洗濯すると撥水機能が低下します。そのため、柔軟性分や漂白成分を含んでいない洗剤を使用するか ファイントラックが販売する専用洗剤「オールウォッシュ」での洗濯をお願いします。
おすすめインナーソックス
ウェットウェーディング後の足の痒みはホントに辛かったので、それを改善してくれたファイントラック スキンメッシュソックスレギュラーも、かなりオススメです。
スキンメッシュソックスレギュラーは2022年秋からファイントラックドライレイヤーインナーソックスとしてリニューアルされました。
耐久撥水性の向上に加え、各部の設計や、足口ゴム圧など、細かな部分の改良により履き心地の更なる向上を実現して生まれ変わったしたようです。